● 来年の手帳はほぼ出揃っているのだろうか。ジョイフル2の手帳売場も一段と充実というか,拡張されていた。
フランクリンプランナーが充実している。綴じタイプ,システム手帳タイプ,ここならひととおり揃っている感じ。
これだけの品揃えを整えて,売場を作っているんだから,それなりに売れているのだろう。あるいは,1冊あたりの利幅が大きいのか。
● フランクリンが出している手帳の使い方に関するガイドブックを若い頃に読んだことがある。しかも,複数。
結局,フランクリンプランナーを使うことはなかったけれど,こういうのってけっこうな引力を持っているよね。
● これを使えば,自分もできるビジネスマンになれる,充実した人生を送れる,濃密な時間の使い方ができる,と思ってしまいがちなんだよね。
「単なる手帳ではありません。日々の生産性の向上はもちろん,理想の自分,理想の人生に近づくためのツールです」なんて言われれば,フランクリンプランナーが打ち出の小槌に思えるかもしれない。
● これを使っている人がけっこうな数いると思われるんだけど,フランクリンが提唱しているような使い方をできている人はどれほどいるんだろうか。
間違ったことを提唱しているわけではない(ように思う)。けれども,どこかにまやかしというか,詰めの足りないところがあるという違和感は若い頃から持っていたね。
● っていうか,このとおりに自分ができるとは,若くて自分を買いかぶりがちだった当時でも,さすがに思えなかったわけですよ。
それで実際に使ってみようとは思わなかった。
● 目標管理,時間管理,情報管理と,やたらに管理という言葉が出てくるんだけど,自分の人生と自分の生活を管理一色に染めてしまっていいのか。たとえ,管理人が自分自身だとしても。
ぼくなんかだとかえってストレスを増やしてしまう結果になりそうだ。
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