● ベルモールの落合書店の文具売場を覗いてみた。モレスキンタイプのノート,次々に出てるっぽい。ハードカバー+ゴムバンドのやつ。
こんなのがあった。「LEUCHTTURM 1917 ノートブック」。ここにあったのは2サイズ。ポケットとA5。無地,方眼,ドット方眼,横罫と揃っているらしい。スピンが2本付いている。デザインはドイツ,製造は台湾。
● LEUCHTTURM(ロイヒトトゥルム)というのはドイツのメーカーですかね。カラーがたくさん揃っていて,これも想定ユーザーは主に女性かと思われますな。
ドイツというと質実剛健というイメージを勝手に作ってしまっているんだけども,そのドイツにしてもこういうものを出してくる。
● にしても,モレスキンタイプのノートがこれだけ出るのを見ると,モレスキンっていうのは売れているんでしょうねぇ。モレスキンだけに美味しい思いをさせてたまるか,というメーカーが国内外にあるってことだもんね。
不思議なんだよねぇ,モレスキン。品質が粗悪であることは使ってみればわかることだ。紙質にしろゴムバンドにしろ。モレスキン伝説の胡散臭さというか,デッチアゲもわかっているはずだ。伝説のノートの復活ではなく,単なるパクリだということ。
一度使ってみれば,はいさようなら,となるはずだと思えるんだけど,そうはならずに延々と売れ続けている。
● これが本当に不思議。不思議だろうが何だろうが売れているんだから,最初にこの“伝説のノート”に目を付けたのは慧眼だったってことなんでしょうねぇ。
でも,モレスキンっていうのは都市に似合うガジェットなんでしょうね。つまり,地方ではそんなに売れていないと思う。
● 左の写真はヨドバシ宇都宮店の文具売場のもの。モレスキンのラックにモレスキンが入っていない。地方でモレスキンが売れているとは考えにくいので,これは納得できる。
で,モレスキンが好まれる理由のひとつに,都市的なオーラを放っていることがあるのかもしれない。とすると,デザインの勝利ということになるのかもね。
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