2019年2月25日月曜日

2019.02.25 ファミマが無印文具を投げ売り

● 相方がファミマで見印良品のノートとペンを買ってきた。投げ売りされていたらしい。
 ファミマが無印製品の取扱いをやめたのは1年以上前だ。その後は店舗ごとに事情は違ったのだろうが,店に並んでいたのは基本的には流通在庫だったのだろう。
 その流通在庫を一掃しようとするのが,今回の投げ売りなのだろう。

● この両社はもともと西友から生まれた兄弟会社だし,かつては株式を持ち合うなど,資本提携を進めていた。
 が,売れなければしょうがないし,無印製品はAmazonでも買えるんだから,ファミマでの取扱いがなくなっても困ることはない。「ネットでは悲鳴」というタイトルの記事を(ネットで)目にしたことがあるが,こんなことで悲鳴をあげているのだとすれば,どんだけヒマなんだよということだ。

● ところで,相方が買ってきたのは,B6のリングノートと極細(0.25㎜)のゲルインクボールペンだ。ボールペンの中身はハイテックCだと思う。
 しかし,どちらも使うあてがない。相方に使ってもらうしかない。いくら安くても使わないものは買うな,ということ。

● ぼくの文具好きを知ってのことだと思うんだけども,文具好きな人に文具を贈るのはダメだ。好きな人はその好きなモノにこだわりを持っているのが普通だから。
 こだわるのだから許容範囲が狭くなっている。極端な話,ピンポイントで刺さるのでなければ棄てられる。その人がこだわっている分野には立ち入らないのがよい。

● ぼくにしたって100円のダイスキンに1,000円のPlaisirで書いているのだが,だったら300円のノートと10,000円の万年筆を贈ってやれば喜ぶだろう,と思われたのでは心外だ。
 根がケチだから安いものを使っていることを否定するわけではないけれど,だからといって,300円のノートと10,000円の万年筆をもらったところで,使うはずがない。この形になったのにはなったなりの理由があり,なればなったでそこに秩序(らしきもの)ができる。その秩序(らしきもの)を乱すようなものなど,許容できるわけがない。こだわるというのは,保守化するということでもあるのだ。

● 「滑らかな書き味ハードカバーノート」が投げ売りされていれば,されているもの全部を買い占めたいものだが,そんな美味しい状況はないだろうねぇ。

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