2019年12月5日木曜日

2019.12.05 電子ノート

● シャープに続いてキングジムも電子ノートを出すらしい。究極の万能ノートに思えて,心は千々に乱れる。結局は紙から離れることはないのだけれども,心が乱されるのが困る。ほんと,困る。

● 何せ紙のノートを大量に買ってしまっているのだ。使わずに死ねるかということだ。
 手持ちのノートがなければ電子ノートに手を出していたかもしれない。でも,電子ノートはあくまで端末であって,その端末の世界に留まることになる。

● クラウドに置くということはできないから(PCを介してできるのだろうが,ノートをそっくりクラウドに持っていくっていうのもね。PCにバックアップを録っておくに留まりそうだ),SiriやGoogleアシスタントがそれを認識することはない。
 つまり,将来の話相手になるかもしれないスマートフォンがそれを参照することはない。ということは,話相手としてスマホを賢くするのを手助けすることはない。

● PDFで保存するなら紙であってもスキャンすることはできるわけだ(やる気はしないが)。
 電子ノート側に手書きをテキストファイルに変換してくれる機能があるといいのだが,さすがにそこまではなさそうだ。電子ノートに書かれるのは文字だけではないだろうから,その機能を搭載してもあまり意味はないのかもしれないが。

● 様々はフォーマットが用意されているので,電子ノートが1冊あれば手帳を持つ必要もない。となると,電子ノートの対抗馬は何かというと,ポメラではないかと思う。ポメラでもカレンダーにテキストで予定を書きこむことができる。
 入力するのが主に文章だという人は(ぼくはそうなのだが),ポメラを選んだ方が正解ではないかと思う。

● もうひとつの対抗馬は,今さらだけれどもスマホだ。キーボードのタッチタイプ並の速度で入力できる人がいる。フリックに習熟してスマホを入力マシンとしても使えるようになることが,電子ノートを不要にするだろう。
 スマホならGoogleカレンダーも使えるし,各種アプリを駆使して入力できる。将来の話相手としてどんどん成長させることができる。

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