● 福田屋に行った。とすれば,2階のLoFtを覗くのはお約束。ただし,LoFtに限らないんだけど,覗くだけで買うことがない。
文具って,ノートにしてもペンにしてもその他のハサミやらホチキスやらにしても,一度買うとけっこう長く使えてしまう。そうそう頻繁に買うものじゃないでしょ。
● でも,覗くだけの自分でいいとは思ってないわけね。買いたいわけですよ。何でもいいから買いたい。買う気にさせてくれと思っているわけなんですよ。
で,今日は買いましたよ。全部で3点。
● まずSARASAのグレー,0.3mm。グレーなんて使うのか。使わないと思う。
使うとすれば,週間レフトタイプの時刻メモリがない手帳に,午前,午後,夜間の区別をするために2本の縦線を入れるとき。目立たない色で引きたいから。
が,手帳はBindexのNo.011を使っている。時刻メモリがある方が使い勝手がいいと思うから。今年に入って4日間ほど時刻メモリがないのを使ってみたんだけど,結局,Bindexに戻ることになった。来年も同じものを使う予定だ。
ので,たぶん,使うことはない。でも,ひょっとしたら縦線を引くことがあるかもしれない。そのわずかな可能性に備えて,買っておきたくなった。しょうがないね。
● ZEBRAのボールペンをもう1本。小型手帳用のミニサイズ。本体を引っぱるとペン先が出てくるというギミック。が,これも使わないな。
あとひとつは,マルマンのスケッチブックのミニチュア版。A7よりもひと回り小さい。これをZEBRAのミニペンと一緒にシャツのポケットに入れて持ち歩き,不意に浮かんできた貴重なアイデアをササッとメモする。
その場合は,バッグに入れてるノートを取り出してなんてことでは遅すぎる。だから,シャツのポケットに入る超小型のノートが必要だ。
なんてことはしないよなぁ。そもそも,“貴重なアイデア”なんてのを必要とする生活はしてないから,浮かんで来るはずもない。ので,これも使わない。
● 要するにムダ遣いなんだよね。ムダ遣いをするにも,実際に使うかもしれないというわずかな可能性は欲しいわけで,まずないであろうシチュエーションを妄想したわけなんでした。
● ノートだったらコクヨのCampusを使っている大人を見ると,こいつ,デキるな,と思う。もっと高いノートやカッコいいノートはいくつもあるけれども,そうしたノートじゃなくてCampusを使っている人。長年かけてそういう思考フレーム(?)ができあがってしまっている。
同じように,スケッチブックといえば,マルマンのあの表紙の色とデザインが頭に焼きついてしまっているから,マルマンのスケッチブックを抱えている人を見かけると,描ける人なんだろうなと思う。
● そのマルマン。創業100周年になるんですね。LoFtにそのコーナーがあって,ミニチュアスケッチブックもそこに置いてあった。
100年も続くってのは,何によらず,大したものだ。
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