● この「有隣堂しか知らない世界」の説明によると,ガイドパイプが3㎜以上あるものを製図用シャープペンというらしい。
右の写真のやつははるか昔のものだが(物持ちがいい),上のは文句なく3㎜以上あり,下のもギリギリ3㎜ありそうだ。が,このシャープペンは普通に見て製図用ではなく,一般筆記用のシャープペンだ。
● そもそもが製図用シャープペンが製図に使われる例は稀だろう。測量野帳が測量現場で使われるよりも,たぶん稀なのではないか。
現場では CAD が主体だろう。製図用シャープペンで製図してるのは,大学の工学部建築学科の学生か専門学校の生徒くらいのものじゃないか。
● 上の動画でも言われているが,製図用シャープペンを買うのは中高生の男子。彼らが勉強に使っている。
彼らの玩具だよね。玩具にしてはちょっと値が張るかもしれないが,勉強に使うんだからといえば親もお金を出してくれるだろう。
● ぼくも早く鉛筆からシャープペンに移りたいと思っていた普通の小学生だったと思うのだが,40年近くシャープペンからは遠ざかっていた(芯ホルダーは使うことがあった)。
製図用シャープペンのようなメカメカしいものには縁がなかったと思う。探せば1本や2本は出てくるかもしれないけど。シャープペンといえば,コクヨの鉛筆シャープかプラチナの PRESS MAN がまず頭に浮かぶ,レトロな文系人間でありますよ。
● 写真の一般筆記用のシャープペンをちょこっと使ってみたが,鉛筆の方がいいですかねぇ。当然,鉛筆の方が軽い。
筆記具は軽さが命。筆記具自身の重さで筆記具が書いてくれるというのは,嘘じゃないかと思っている。万年筆でよく言われるけどねぇ。
● あっ,間違えた。15年くらい前まで,シャープペンを使ってましたわ。手帳はシャープペンで書いていたから。
どうも,記憶をバッサリ整理しすぎているなぁ。いけませんわ。
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