2024年3月11日月曜日

2024.03.11 大学鉛筆

● 右の写真の大学鉛筆は1年前にメルカリで購入したもの。60〜70年前に製造されたもなかと思われるのだが,当時,大学鉛筆というメーカーがあったのか。それとも,トンボなり三菱なりが大学鉛筆という商品名で世に出したものか。
 MADE BY D.R.C.LTD と読める印字があるので,たぶん前者だろうと思うんだけど。

● 何だかね,このダース箱に妙に既視感があるんですよ。その所以は,このダース箱がトンボ8900のそれに似てると思うからなんですよ。
 どこが似てんだよ,全然違うじゃん,と言われちゃいますか?

● 大学鉛筆でググると,マークシート用鉛筆とか,東大や早稲田,一橋大学の校名入り鉛筆の販売サイトが表示されてしまう。
 つまり,“大学鉛筆” の情報はネットにもないということ。

● ロゴ入り鉛筆の一番人気はやはり東大のようだ。東大の学生が東大と印刷された鉛筆を使うことはあるまいから,誰が買うのか。受験生がお守りがわりに買うのかね。
 写真の鉛筆は先代のやつで,今は販売されていないようなのだが,漢字で東京大学と入っているからか,メルカリでも1箱(3本)2,000円で出てたりする。あやかりたい人,持ちたがる受験生,が多いのだろうね。

● 6本で750年の出物があったのでポチってみた。販売元は東大生協,製造元はトンボ。MONO-R かと思うのだが,Rの付かないMONOかもしれない。
 ともかく,東京大学という文字に値打ちがあるわけだから,市販の MONO-R を買いなさいよ,と言ってみたところで仕方がない。

● ものにはついでということがあるので,こちらもメルカリで買ってみた。5本で480円。
 出品者様はアメリカ旅行の際にハーバード大学も観光されたらしい。

● いつ頃の製品かはわからないが,消しゴムはまだ使える(が,使わない方がよい)。ザラつき具合は昭和40年頃の国産大衆品とほぼ同じ。
 というか,中華製のディズニー鉛筆を想起させるものだね。ということは,昭和40年頃の国産鉛筆の普及品よりはいくらかマシかもしれないね


(追記 2024.03.14)

● 下がメルカリで買ったハーバード大学鉛筆。
上は2年前にやはりメルカリで買った中華製のディズニー鉛筆。
 この2本,同じメーカーの同じ工場で製造されたんじゃないか,と思うほど,書き味も軸の材質もよく似ている。

● ただし,ハーバード大学鉛筆の方が軸径が細い。アメリカでもドイツ規格の太さが使われているんですかね。
 BLACKWING は MADE IN JAPAN だから例外ということか。

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