2Bは充分な書き味でしたよ。それが1本25円で買えてしまえる。
● 悪くいえば,資源の浪費につながっているはずだよ。25円の鉛筆を大事に使えというのは,手をバタバタさせて空を飛んでみろというに等しい。
きょう日,自販機の缶ジュースが140円するんだよ。
● 他に,同じく4本入りの三角軸国産鉛筆も売られてますけどね。三角軸は工夫だと思うけれども,鉛筆の姿としては六角軸の方が美しいんだな。
● その1本25円のダイソー鉛筆(右)と35円の無印鉛筆をHBで書き比べ。芯はダイソーの方が太め。その分,芯の減りが早いのかと思いきや,そんなこともなし。書き味に違いはあるのだろうが,ぼくには感知できず。
ダイソーのは軸にジョイント工法を採用しているように見えるのだが,無印のは2枚の板を張り合わせているようだ。それが価格差に影響するのかどうかは,ぼくは知らない。
● ダイソーのは消しゴムまで付けているわけで,メーカーは泣いてるんじゃないか。そこまでやらせなくても。
ここまでやって,販売価格が1本25円では,メーカーは利益を取れていないだろうよ。
● 消しゴム付き鉛筆というのは,ぼくが子供の頃にもあった。が,当時はその消しゴムを消しゴムと思ってはいけなかった。ヘタに使おうものなら悲惨な結果が招来された。鉛筆の頭に小さな石が載ってるような感じでしたよ。
それゆえ,消しゴム付き鉛筆への不信感は現在でも健在。消しゴムは消しゴム単体で持て,と刷り込まれちゃってますかねぇ。
● が,今どきのはちゃんと消しゴムなんだな。ダイソーのでもキチンと消えるんですわ。
以前,先代の伊東屋ペンシルの消しゴムの消え味が素晴らしかったので,今はそうじゃないんだなと新鮮な驚きを覚えたことも記憶している。
● ちなみに,この消しゴム付き鉛筆は,HI-CLASS とあるところから,アイボール鉛筆㈱ではないかと思っている。昔,同名の自社製品を出してたんで。
その消しゴム付き鉛筆の他に,アイボール製であることを明記して販売してるのが,ダイソーに2種ほどあったと思う。それ以外にアイボールが自社ブランドで出している現行品を,ぼくは見たことがない。基本,OEM生産で鉛筆を世に送っているのだろう。
● ダイソーとアイボールの交渉を妄想してみる。オタクの社名を表に出したものを2つ,ウチの流通に乗せよう,それを◯年間保証しよう,だから,消しゴム付きで4本110円を飲んでくれんかね。
軸の塗装を廃して,包装の簡略を徹底しても,消しゴムをつけて4本で110円で販売したのでは,アイボールが利益を取れているとは考えられないものな。
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