● 悪く書いてあるものはない。何せ200円なのだ。値段を考えれば悪く書きようがない。
200円なのにイリドスミンが付いている。200円とは思えない書き味。コンバーターも使用可能とは驚きだ。そういった賞賛ばかりだ。
● ただし，最後はこういう締めになっている。チープな外観に耐えられるのであれば，このペンはお勧めできる。
待て待て。そういうおまえの外観はチープじゃないのか，えっ，どうなんだ？
● Preppyはオールプラスチック。完全スケルトンにしてくれていれば潔い姿でチープ感は薄れる（うまくすれば，免れる）と思うんだけど，軸にいくつかの印刷箇所がある。爪でこすっても取れない。
これが使っていく間に剥がれてきて，文字も読めなくなってくる。こうなるといかにもチープという感じになる。こういうのは“味”にはならないわけで。
● キャップが割れないようにあらかじめテープを巻いていたり，ぼくも場合だと嵌合が緩くなったので瞬間接着剤を突起部に付けて補っているんだけど，その接着剤が余計なところにも付いていたりする。それは戦士の傷のようなもので，味になり得る。
● かつては高級品だったものが時代とともに大衆品になっていく。今は湯水のごとく使っている鉛筆や消しゴムだって，その初めにおいては貴族の持ちものだったはずだ。
万年筆もしかり。ステータスシンボルになり得た時代がついこの間まであった。
● その万年筆がPreppyによって200円まで安くなった。百円ショップに行けば，100円で買える万年筆もあるけれども，それは万年筆と呼んではいけないシロモノ。
今のところは，万年筆と言いうる品質を確保した製品で最も安価なのがPreppyだ。Preppyによって万年筆も究極まで大衆化したといっていいだろう。
大衆化したんだから，大衆化したように使えばいい。
こんにちは。 私はもう一度、ダイスキンに書き込む為に
返信削除Preppyを使ってみようと考えました。
胸ポケットに入れるのはインク漏れが心配なので、
以下の様なベルトポーチを数日前に妻に作って貰いました。
https://www.herz-bag.jp/webshop/products/detail388.html
ベルトにつけるポーチがあれば、手帳と筆記用具が入れられるなと
考えていたので、丁度良い物がネットで売られていたので、
方眼紙にダイスキンの寸法とりをして図面を書いて、
持っていた革の裁断をしました。 ファスナーや縫製は妻にやって貰って、
両方の側面は縫製ではなく私がカシメ金具を打ちました。
なかなか良い感じに出来上がりました。 毎日使っています。
ありがとうございます。
削除その情熱には感服します。奥さまもよく協力してくれますね。わが家では考えられません。
ですが，万年筆は基本的にはデスクかテーブルがあるところで座って書くのに向いた筆記具だと思います。
胸ポケットにボールペンを入れておくのではダメだったのでしょうか。
全然ダメではないのだけれども，そこを万年筆にこだわるのがミソじゃないか，何を言っとるのだ，おまえは，と言われますね。