発行所 日経BP社
発売年月日 2017.02.04
価格(税別) 556円
● 文房具は好きだ。といっても,主に使っているのはノートとペンとフィルム付箋くらい。しかも,自分にとっての定番が決まってしまったので,それ以外の文具についてはだいぶ疎い。特に,最近の文房具の進化,進歩についての情報はほとんど持っていない。
ので,本書のような特集記事でそれを補っておきたいと思う。補ったそのあとに何があるのと言われると,特に何もないんだけどさ。
● 気になった商品は次の4つ。
KIDSパーフェクトペンシル ファーバーカステル
消しゴムで消せる赤(青)鉛筆 三菱鉛筆
スマートフォン用充電&転送キーホルダー型ケーブル ダイソー
ミミック 五十音
● KIDSパーフェクトペンシルはかのパーフェクトペンシルのKIDS版。といっても,機能だけを取りだせば,パーフェクトペンシルを百パーセント代替できているのではないか。パーフェクトペンシルとは材質ももちろん違うし,樹脂のチープ感は漂うんだけど。
価格は648円。パーフェクトペンシルはいくらだったか。3万円か。
● 五十音謹製のミミックも鉛筆絡みだ。つまり,鉛筆ホルダーなんだけど,万年筆と区別がつかない。胸ポケットから取りだしてキャップをはずすと,出てくるのが鉛筆というのがミソだ。
ただし,価格は11,080円。鉛筆にお洒落をさせるために,これだけ出すかどうか。
● 普通の鉛筆と同じように消しゴムで消える色鉛筆。色鉛筆はまず使わないんだが,ガシャガシャと書いて,消しゴムでワシワシと消して,おーっ,消えるぅ,という快感を味わってみたい。
スマホには必須の充電&データ転送用のケーブルが,こんなにお洒落になって,しかも108円とな。ダイソーはダイスキンだけじゃないんだな。
● 「万年筆事始め」と題して,万年筆について次のように書いてあった。
10年前まで遡れば下落傾向だった万年筆市場。反転の契機の一つは,パイロットコーポレーションが07年に発売したインク「色彩雫」シリーズだ。(中略)オレンジや緑などのインクが,「手帳にかわいく書きたい」といった若い女性のニーズに合致。それを見た同社が,中のインクが見える透明ボディの「プレラ 色彩逢い」を税別3500円の低価格で発売すると,複数本をカラーペン代わりに持つ人が増え始めた。 市場転換の決定打は13年秋発売のパイロット「カクノ」だ。(p40)● この記事は広告連動かね。このあと,安価な万年筆を紹介しているわけだが,群を抜いて安いPreppyは終わりの方に登場する。
Preppyは200円。1,000円のカクノやプレジールを売るのも,Preppyを売るのも,かかる手間は同じだ。だったら,1,000円のを売りたいよってことなのかと邪推したくなるね。
● ただ,この記事で万年筆の長期低落傾向を止めたのは,万年筆そのものではなくてインクだったことを知ったのは(文具ファンの間では常識になっているのかもしれないけれど),ぼく的には収穫だ。
思いがけないところから助っ人が出てくるものなんだな。っていうかですね,もはや主役はインクであって,万年筆はインクの従者になっているのかもしれないよね。
万年筆に高級感を求めるとか,アクセサリー的な機能を果たしてもらうとか,それそものがダッセーってことになっていくのかもしれないよ。
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