2017年2月28日火曜日

2017.02.26 落合書店宝木店の文具売場

● 落合書店宝木店は本の売場も喜久屋書店に次いで広いんだけど,文具売場の広さが出色だ。従来よりさらに拡張された。
 ここより広い文具売場となると,宇都宮ではジョイフル本田の2階にあるジョイフル2と,上野文具の本店くらいだろう。

● ただし,上野文具はフロアが複数階に分かれていて,それぞれのフロアはけっこう狭い。ひとつの平面で収まっている方が探しやすいし,探さない場合であっても動きやすい。
 フラフラしてて,あ,こんなのもあったのかとプチびっくりを味わうには,ワンフロアの売場の方がいいですな。

● 4月に小学生になるのかと見える子どもを連れた家族連れが多かった。けっこうお客さんがいる。けっこうなことだ。
 日本では(たぶん,日本以外の国でも)文具を日常的に使うのは学生の間だけ。企業に勤めるようになれば,メインはパソコンでの作業になるだろう。あとはせいぜいボールペンと電卓とホチキスくらいしか使わない生活になる。
 児童,生徒,学生のうちに,文具の楽しさを発見できた人は幸せというべきだ。どうかその幸せを見つけてほしいと老爺心ながら,お祈り申しあげる。

● ここでは東京鳩居堂の和文具もかなり陳列してある。まぁ,鳩居堂の商品はていていの書店附属文具売場で扱っているように思われるんだけどね。が,ここにはかなりの数がある。
 それと,伊東屋のプライベートブランドであるロメオの製品もいくつか。ここに来れば伊東屋に行く必要はないというわけではないけれども,相当なマニアじゃなければ,だいたいここで揃うんじゃないだろうか。

● 伊東屋も定価販売,ここも定価販売。少しでも安い方がいいという人は,ジョイフル2かヨドバシの文具売場に行くだろうし,広く使われている文具はスーパーでも売っている。
 今なら百円ショップが最も誘引力の強い文具店なのかもしれない。アマゾンもある。アマゾンならないものはない。既存の文具店(には限るまいが)には脅威の存在だろう。

● しかし,まぁ,現物を手に取りながらあれこれ比較しつつ,一点に絞るという買い方をするなら,売場面積の広い文具店がいいですな。
 単純に手に入れるというだけではなくて,迷える楽しみを味わえる。これはスーパーや百円ショップでは味わえないだろうね。

● 注目したのはモレスキン型のノート。モレスキンを真似た豪華ノートがいくつか出ている(前からあったのかもしれないけど)。Lanybookの他にPaperblanksとかね。
 かなりデコラティブだ。値段もモレスキン以上に高かったりする。女性をターゲットにしているようだ(男はコクヨのCampusしか買わないかもしれないからね)。女性でもこういうのを買う人はあまりいないように思われるんだけど,売れるから置いてあるんだろうねぇ。

● こういうノートはあまりたくさんは書かない人が使うものかな。1冊で1年とか。いや,それくらいがむしろ普通でしょうね。たくさん書けばいいってわけじゃない。
 ノートなんて持っていないっていうのがマジョリティーだ。ノートを持ち歩いているっていうだけでマイノリティーに属する。

● ただね,モレスキンのパクリなら,ダイソーが出しているダイスキンがパクリの決定版だ。これだけは,心からダイスキンをお勧めしたい。
 なぜって,自分が使っていて,不満がないからなんだけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿