2017年11月14日火曜日

2017.11.14 考えてから書くんじゃなくて,書くから考えられる

● ダイスキンにあれこれ書いていて実感すること。書くことはイコール考えることですね。書かないで考えるってのは,無理なんじゃないかと思う。
 考えたことを書くのではない。書くから考えられるのだ。したがって,「考える→書く」ではない。「書く→考える」なのだ。

● この点において,たしかにパソコン(キーボード)より紙とペン(手書き)の方が,考えを刺激する効果があるようだ。脳を「考える」に向かわせる効果は,キーボード入力より手書きの方が大だ。
 パソコンと紙,どちらが後まで残るかといえば,たぶん,紙だろう。

● パソコンがなくて困るのは,ネットにあげることができなくなる(したがって,自分の意見や見聞を外に向かって発信することができなくなる)ことだけれども,それを犠牲にしてでも,紙に書いて考える,頭を整理することを,人間は優先するのじゃないだろうか。
 パソコンと紙,どちらか一方しか使ってはいけないとなれば,紙を選ぶ人が多いのではないかと思う。

● 書いていると,次に書くべき内容が浮かんでくるというのも,よく経験することだ。発想がポンと飛んでくれる。
 脳を散歩させるには,手で書くのが一番良いのではないか。

● デジタル化が極まってアナログに反転するのではなくて,デジタルはデジタルとして使いながら,アナログも捨てないこと。
 デジタルとアナログを使い分けるってことになるんだけど,使い分けるというよりは,絶対にアナログでなければいけない部分が人間の中にはある。そのことを忘れないでいることが大切だと思う。

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