● ダイソーノート(32枚)の2冊目を使い終えた。8日間で1冊。
薄いノートでも使い終えると小さな達成感はあるのだが,さすがに8日間で使い終えてしまっては,後の保存を考えてみても,少々手際が悪い結果になるかもしれない。前のノートをしばらく手元に置いておきたくなる。
● 厚いノートには厚さがもたらす使いづらさがある。書いている最中が快適なのは薄い方だ。それは測量野帳に教えてもらった。軽さが正義であることも。「開きやすいノート」をほぼ日手帳カバーに挟むと,かさばるし重い。
しかし。依然としてノートへの筆記量は落ちていない。このペースで書いていくのであれば,96枚に軍配があがるかも。薄いノートを細かくつないでいくよりはいいような。このペースで書き続けるわけではないと思うんだけども。
● このダイソーノートは3冊セットなのだから,まず3冊を使ってしまいたいと思っていた。が,ダイスキンに戻ろうと思う。1ヶ月程度は同じノートを使えた方がいいようだ。
薄いノートは,測量野帳も含めて,しばらくいいかなと思う。となると,Seriaで買ったのも失敗だったか。それ以前に48枚のCampusもどうなのか。
そのあたり,まだ何とも言えないところがあるけれど,ともかく次は96枚のダイスキンに戻ってみる。
● でも,ノートはどれでも同じだという気もする。ならば安いのを使えということになる。ほんとに安いのでいい。百均ノートで実用には何も問題はないのだから。
メーカーはいろんな広告を繰りだしてくるし,雑誌の文具特集や文具ムックもつまりは広告の一環で,そうしたところに記事を書く文具マニアとか趣味人とか文化人も,大きくいえば広告業界のメンバーだ。
● そうしたものから距離をおいて,たとえば百均ノートを使うとかCampusを使うとか,そういう人がつまりは賢人ということになりそうな気がする。ノートをはじめ文具に関しては,語る人でいるよりも黙々と使う人でありたい。語る人を無視できる使う人でいたい(と言いながら,語ってしまうわけだが)。
そのためには,“広告業界”から遠ざかっていることも必要かもしれない。文具店なり書店の文具売場はショールームでもあるわけだから,そこからも遠ざかった方がいいのかも。
● にしても。ノートの何と安くなったことよ。このノートが3冊で100円だというのだから。ペンも何と安くなったことよ。この万年筆(Plaisir)が1,000円だというのだから。ぼくが子供の頃は,こんなに贅沢にノートを使うことはできなかった。
モノの値段は相対的に安くなっている。モノに限らず不動産もそうだ。土地価格は暴落し,住宅の建築費も昔に比べれば下がっているのではないか。
● という状況にあって,人間の価格(賃金)だけが上がるなどということがあるんだろうか。現在の日本は貧富の差が拡大していると言われる。富の方がどんどん上がっているのか,貧の方が下がっているのか。
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