書名 最新トレンドから導く 手帳テクニック100
著者 舘神龍彦
発行所 枻出版社
発行年月日 2018.10.30
価格(税別) 1,500円
● 具体的なテクニックを紹介しているが,自分流の使い方を構築することが基本だと著者はいう。
そのとおりだろう。実際のところ,本書が紹介しているテクニックは全部忘れてしまってもかまわないと思う。
● 以下にいくつか転載。
手帳との関係を見ると,仕事管理・計画用の紙の記録媒体を使うこと自体が,デジタルツール全盛の時代における,ある種のハックと言えなくもありません。(p30)
たとえば「能率手帳普及版」のノートページは,1ページ31行になっています。つまり一ヶ月の日報や日記を1行1日で書けるわけです。(p38)
手帳を何冊も同時に使うというのは,その役割や使い分けを,よほどきちんと区別できていなければ,逆に時間がかかります。著者はこれを「手帳を凝視すると手帳を見失う」と言っています。(p42)
あるメーカーに取材したところ,実際に市場にない製品を作って投入しているそうです。市場に出した責任についても考えており,最低5年間は販売を継続するそうです。(p56)
汎用的なフォーマットをいかに自分の目的に合わせて使うかが手帳の醍醐味でもあります。手間をかけずに,既存のものをちょっとした工夫で使いやすくしてみましょう。(p64)
スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器と手帳との最大の違いは,このような自由度が高い記入欄の存在です。だとすれば,こうした自由記入欄にどんな情報を書いていくかこそが,手帳の使いこなしの要なのかもしれません。(p74)
1つの面に対して,簡単に複数の情報が並列して記入でき,また同時に参照できるのが手帳というツールの面白いところです。(p76)
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