2020年10月10日土曜日

2020.10.10 上野駅構内の「ANGERS」で

● 台風が近づいているので外出しようと思う。今回は(東武ではなく)JRで東京に。上野駅で途中下車して,駅構内のANGERSへ。
 バウハウス創立100周年記念の測量野帳があった。色は赤と黄色の2種。880円。
 けっこう食指が動いたんだけども,結局,買えなかった。オリジナルは税込み231円だもんなぁと思ってしまって。カウネットなら160円で買えるんだよ。デザインに稀少性があるからといって,880円も出す気にはなれなかったんだよね。あ~ぁ,自分のケチ性分。


● ノートをコレクションするという趣味がないせいもある。880円だろうが8,800円だろうが,ノートは使ってナンボ。バウハウス記念の測量野帳も躊躇なく使う。
 で,使ってナンボであれば,表紙の色やデザインなどどうでもいい。安いオリジナル版でいい。そもそも同じものなのだから。

● その測量野帳に月間予定表を印刷して手帳にしたものが1,100円で売られている。そのコーナーがあったのだが,ひとつだけ製本の仕方が違うものがあった。
 用紙20枚の中央を一遍に糸でかがって二つ折りにしてある。ナカバヤシの野帳かと思うが,この製本の仕方も悪くないなと思った。


● コクヨ版のは折丁を5つ重ねて糊付けしている。こうすると閉じるとピタッと閉じ,開くとパタンと開き,手を話しても開いたままになる。が,折丁をまたぐときに糊付け部分は開かないから,このときだけはパタンと開かなくなる。段差ができる。
 ナカバヤシ方式ならそれがない。その代わり,ピタッと閉じパタンと開くというわけにはいかなくなる。どちらがいいかは好みによるとしか言いようがない。

● ANGERSでは書籍も扱っている。本を売るためというよりは,書斎を演出するためだろうけれども,ともかく書籍も商っている。どんな本を選んでいるか。それは店によって違う。この店と東京駅前のJPタワーにある店では,演出の仕方が違っている。
 で,その選び方,店側の美意識というのかポリシーというのか,それを見るには,美術館で絵画を見るように距離を置いて眺めるのが正解だ。つまり,そうした方が見えやすいから。

● ところで。依然としてその感じが抜けないのだけど,今年は文具店や書店の手帳売場があまり盛りあがっていないような気がする。こういうところでもコロナの影響が出ているんだろうか。
 Googleカレンダーなど使いものになるデジタル手帳が出てきても,紙の手帳は売上を伸ばしてきた。が,現時点で,今期の販売実績は前期を下回っているのではないかと思えるのだが,実際のところはどうなのだろう。

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