● 池袋に来た。池袋に来たからには,東武百貨店7階の伊東屋池袋店を覗くことになる。ところが,あまり意気が上がらない。
この時期の花は手帳売場ということになる。その手帳は8月末にそうそうに購入しちゃってる。去年までは,その状態でも各社の手帳を見て回って,それなりに楽しめていたと思うんだけども,それができなくなっている。どういうわけのものかねぇ。
● ほかに欲しいものもない。買う気満々で来ないと,面白くない。予めこれと決めて買いに来るのはもとより,面白そうなのがあったら買うぞという構えでいないとね。
宝の山にいるはずなのに,宝が宝に見えない状態。文具から気が離れつつあるのかもね。
自分が使ってはいけないものだと思うので手は出さない。でも,それって,固定観念に縛られちゃってるってことだよなぁ。エグゼクティブが使うものと決めつけてしまっている。
● 実際のユーザーは普通の兄ちゃん姉ちゃんが多いっぽい。そういうのを,エグゼクティブになりたいノン・エグゼクティブが使っているという言い方で揶揄しちゃってたんだけど,アサハカだったと反省中。
そういうことではなくて,単純に紙質に惹かれて使っていたり,枯れた味わいに惹かれて使っているようなんだよね。能率手帳ゴールドはエグゼクティブが使うものという決めつけがない。
● こういうのって,他にも色々あるんでしょうね。たとえばホテルだ。
高級ホテルの最高峰はおそらくアマンでしょ。そのアマンもTwitterなんかを見ると普通の人が泊まっているっぽい。宿泊体験をTwitterやInstagramにあげてる時点でセレブではないだろうから,普通の人たちだと思うんだよね。一所懸命にお金を溜めて泊まっているんでしょ。
アマンに対して好奇心はあるけど,臆してはいないってことだよね。アマンに負けていない。
● ここからさらに脱線するんだけれども,本物のセレブの人たちってどこにいるんだろうね。セレブどおしで集まってヒッソリというのはあり得ないからね。セレブが自分をセレブと確認できるのは,ノンセレブとの対比においてだけだから。
ひょっとして,セレブって質素に暮らしているのかね。目立たないように。アマンに泊まったりはしないのかもねぇ。
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