● ミューザ川崎に Orchestra Failte の定期演奏会を聴きに来た。終演後,ラゾーナの1階にある無印良品を覗いてみた。
無印良品を展開する㈱良品計画もコロナに翻弄されてきた。昨年はアメリカの子会社が倒産し,株価も急落。3月19日には989円をつけた。
どうなることかと思ったが,現在は2,300円まで回復している。あのとき買っておけばと思うのはゲスの後知恵というものだ。たぶん株価はまだ上げるだろうから,今からでも買っておけばよいのだ。
● 今年から無印の「1日1ページノート」を6年連用日記として使うことにした。A6サイズで中紙は184枚。368ページあるのだから1日1ページで365日分が収まる。A罫18行なので,1年に3行ずつ,6年分を1ページにまとめることができる。
「1日1ページノート」は製本もしっかりしている。4点糸綴じ。6年間の使用にも耐えてくれるだろう。
● NOLTYや高橋書店,博文館などから,連用日記・連用手帳として設計されたものが出ている。3年用,5年用,10年用。ほぼ日の5年手帳もある。
複数年のカレンダーが付き,予め月日や曜日が印刷され,記載欄が区分けされている。「1日1ページノート」以上に頑丈に製本されているだろう。厚さは同じでも判型が大きい分,パタンと開く。何より,「1日1ページノート」の3行分よりたくさん書ける。
● が,ぼくは「1日1ページノート」でいいと思っている。連用日記がメインになることはないので。
手帳とメモ帳を併用している。メインはこちらになる。連用日記はまとめノートみたいなものだ。まとめだけが立派でも仕方がない。
というわけなので,自分で日付を書いたり,3行おきに鉛筆で太線を引いて1年分を区分けしたり,そうやって普通のノートを連用日記に仕立てていくのでいい。分量的にも3行もあれば充分だ。
● ところで,この「1日1ページノート」の6年連用日記をめでたく使い切ったときに,ぼくは70歳になっている。ありゃりゃりゃりゃ。
70歳以後の分も買っておこうかと思った。「1日1ページノート」が廃番にならないとも限らない。そうなる前に買っておいた方がいいんじゃないか。
● では,何冊あればいいだろう。3冊あれば18年分になる。その3冊を使い切ったときには88歳になっている。父親が亡くなった歳だ。自分もそのくらいまでは生きているだろうか。
今使っているのと併せて4冊。これを使い終えたときに自分の人生も終わる。この4冊が自分の人生の残りなのだと感慨に浸ることができる。自分の人生の残りを見える化できる。それも面白い。
● でも買わなかった。手に取っていったんはレジに向かいかけたんだけども,思いとどまった。死に支度をするような気分にちょっとなったのと,まぁそんなに急がんでもと思ったのと。
でも,いずれ,近い将来,買うでしょうね。人生の残りをシビアに認識しておいた方がいい年齢になってるわけだしね。
● ところで。無印良品の店はアトレ川崎の中にもあるんですね。アトレの4階にある。ほとんど隣り合わせといってもいいところに2つもあったんじゃ,共倒れにならないのかと思うんだけども,大丈夫なんでしょうねぇ。
錦糸町もそうだよね。北口(アルカキット)と南口(パルコ)にある。無印ファンというのは,ぼくが思う以上に多いのだろう。
● ちなみに,アトレ川崎の4階には東急ハンズもある。3階にはSmithがある。文具好きには美味しいところだ。
無印は別として,LoFtでも東急ハンズでも売られている文具は似たようなものだ。これだけ文具売場が密集していても,そこそこ売れているわけだろう。
何かさぁ,それって途方もないことのような気がしてくるんだよねぇ。壮大な無駄のようにも思えるし,とんでもなく多くの人が贅沢を享受しているようにも見えるし。
(追記 2021.02.14)
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