ミミックにも時速300kmを味あわせてやりたくてね。
● 盛岡から青森まではけっこう遠い。新幹線でも2時間かかる。これだけ広いエリアをひとまとめにして東北と呼んでいいのかと思ったりもする。
東北内の交流も,昔はともかく,今はそんなにないのではないか。それぞれが東京と直結したがっているのではないか。仙台の東北内でのプレステージは下がっているんじゃないか。
2階の休憩コーナーがあったので,その一席を占める。測量野帳と鉛筆を並べれば,そこがぼくの居場所であり,宇宙の中心になる。
● しかも,この休憩コーナーはブリーン席と言っていい。カウンターデスクや椅子は上等な木製だし,何より眺望が素晴らしい。
大きな窓から津軽海峡が間近に見える。今日の津軽海峡は穏やかで,瀬戸内海のようだ。
● これだけの眺望は,しかし,考えものだ。鉛筆を持つ気がなくなるからだ。
海を眺めている方がいい。結局,1行も書かないで終わった。
0 件のコメント:
コメントを投稿