動画は情報を取るには時間がかかりすぎるということだと思う。それ自体でエンタテイメントになっていないと,なかなか見てもらえない。
● 文具関係だと,やはりシーサー氏の動画が優れている。よく,紹介するばかりで使っていないと批判されるが,彼の仕事は紹介することであって,使うことではない。彼は彼の仕事をしているだけだ。
適度にアンチもいて,非常にいい状態なのではないか。が,いつまでもこの状態が続くわけではない。
賢明な人のようだから,そんなことはよくわかっているだろう。たぶん,次の手を模索していると思う。
● とにもかくにも,YouTube がつまらなくなってきた。テキスト回帰と言っても,𝕏 が面白くなったわけでもない。しばらく時間がかかるのだろう。
● ポストの99.9%はどうでもいいものだ。有り体に言うとゴミだ。ゴミはどれも似た形をしている。大真面目に床屋政談を続けていたりするわけだ。
𝕏 で読むに値するポストを出せるのは千人に1人だろう。99.9%に属する者として思うのは,ネットは0.1%の人たちのためにあるものだなということだ。彼らはとんでもない推進力を手に入れた。99.9%の人間は推進するに値するものをそもそも持っていない。
元々の能力差を百倍にも千倍にも拡大する装置がネットだ。残念だけれども,さよう観念するしかない状況だなぁ。
● 0.1%の人しか参加しないのでは,ネット “社会” は成立しない。99.9%が必要だ。その99.9%は噛ませ犬だ。何だかやるせないのだが,リアルはそういうことだろう。
では,99.9%はネットで何をしているのか。ぼくもそうだが,言いたいことを言いっ放しにしている。わざわざ言うほどのことでもないことを言いっ放しにする。これでは噛ませ犬にしかなれないのも当然だと,自分を顧みて思う。仕方がないね。
● ただし,これはリアルのコミュニケーションの似姿でもある。どうでもいいこと,わざわざ言うほどのことでもないことをやり取りするから,コミュニケーションはコミュニケーション足り得ている。
どうでもいいことではないことをやり取りしなければならない局面では,大なり小なり緊張を強いられる。場合によっては,胃が痛くなるような状況になるだろう。
逆に,コミュニケーションに快を求めるのであれば,やり取りされる内容はどうでもいいものにならざるを得ない。
● したがって,0.1%と99.9%の違いは,ネット(SNS)にコミュニケーションを求めているのか,それ以外を目的としているのかによる,とも言えるのかもしれない。
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