Campus の方がずいぶん安いし,これからはCampus で行こうかなと思うんだけれども,そうは行かない。
● 測量野帳の在庫が膨大にあるからだ。数えたことはないが,600冊はあるんじゃないか。15年分だ。
将来の自分が現在の延長線上にいるとすると,そういう計算になる。
● が,将来の自分が現在の延長線上にいるとは限らない。こりゃいいやと思って大量に在庫してしまうのは,現在の自分が将来の自分を縛ることになる。
将来の自分なんて他人なのだから,その他人を縛るようなことはしちゃいけないよ。他人様に対して失礼にも程があるというものだ。
● ところで。机やテーブルで使うにしても,表紙は厚くて硬い方が書きやすい。
SYSTEMIC を装着すると,Campus が一瞬にして測量野帳になる。格段に書きやすくなる。
● さすがはコクヨで,SYSTEMIC はよく考えられたノートカバーだ。カバーの袖が段差を作ると書くときのストレスが格段に増えることになるが,そんなことも軽々とクリアしている。
しかも,挿し込み易さを損なわないような造りになっている。
● さらに,SYSTEMIC は,ジョッターとしても使える。A6のメモ用紙を数枚挟んでおいて,1枚を取り出し,SYSTEMIC をパタンと裏返して書く。机やテーブルを使えるときは,裏返さずにそのまま書けばいい。
と言っても,わざわざそんな使い方をする人はいないだろうけどね。
● 10年前に SYSTEMIC を買ったのは,手帳とノートを一体化したいと思っていたからだ。Campus と Campus Diary を挟めば,両者を一緒にすることができる。それはずいぶんと便利なことのように思えた。
メモとスケジューラーは分離した方がいい。メモは無限大(数学的な意味でなく)の容量を持っていなければならない。1日にどれだけ書くかなんて,書いてみなければわからないからだ。
● たとえ1日1ページタイプであっても,容量が制限されているものをメモ帳として使うわけには行かない。メモページがどれだけあっても同じこと。
ならば,両者を完全分離するしかない。そのうえで一緒に持ち運べる SYSTEMIC は救世主になってくれるような気がした。
● 実際には手帳はバイブルからA5になり,メモ帳(ノート)はA6より大きくなることを拒んでいるので,SYSTEMIC の出番はなくなったが,ノートカバーとしても SYSTEMIC は秀逸。
今ではA6サイズは手に入らない。よくぞ,あのとき買っておいたものだと思っとりますよ。
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