編者 安原ゆかり
発行所 日経BP社
発行年月日 2017.10.07
価格(税別) 694円
● 毎年恒例の手帳特集。けれども,今回は読むというよりザッと見るという程度にとどまった。
どんな手帳をどう使うか,ということに以前ほど関心がなくなったからだ。引退世代の仲間入りをする年齢になった。
だからといって,手帳なんて使っても仕方がないよとか,テキトーでいいんだよとかは,当然ながら言っちゃいけない。その程度のことはわかっている。
● 従来になかったのは百均手帳の紹介。ダイソーの文具売場はよく見ているつもりなんだけど,知らない製品があった。
ひとつは,ダイソーの200円手帳。A5で週間レフト。ヘビーに手帳を使う人にも充分に役に立つんじゃないだろうか。
Seriaにはバーチカルもあったんだね。それと,ダイソーのカレンダータイプ。見開きでB4になるのもあるらしい。1ヶ月をB4で俯瞰できれば,見やすいうけにけっこう書ける。これもちょっと惹かれる。
が,来年はSeriaで買ったA6サイズのマンスリーで行くことにしている。
● “文具好き女子に聞く! 手帳×文具のすごいワザ34”という記事。文具メーカーに勤務している女子を登場させて,手帳の使い方を聞いている。
キングジムの戸上みず紀さんは,ほぼ日オリジナル。マークスの名本優有里さんは,EDiT週間ノート スプール・プリュス。デザインフィルの藤田真理子さんは,ミドリのポーチダイアリー。コクヨの三上由貴さんは,ジブン手帳。
最後に会社には属していない文具プランナーの福島槙子さんは,ほぼ日weeks。マステや紙のお香,付箋などを使って,手帳でどこまで遊べるかを追求しているような感じ。
● 総じて,女の人は遊び上手。手帳でタスクの漏れをなくすとか,スケジュールを管理するとかはもちろんやっているんだけど,そこにどれだけ遊べるかを加味している。
あるいは,実用的にどう使うかよりも,カラフルにしたり,デコったりして,どう遊ぶかを先に考える。どう生きても一局の人生なら,遊びの要素を多くした方が賢いのだといえるだろう。
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