書名 手帳は2冊持ちなさい
著者 石川悟司
発行所 フォレスト出版
発行年月日 2010.09.14
価格(税別) 1,300円
● このタイトルじゃ読む気がしない。のに,なぜ読んだのかというと,著者がMnemosyneの開発と販売に携わった人だとの紹介があったから。
● 新人のうちは1日1ページのものに何でも書くように,中堅になったらウィークリーを,部下を持つようになったらマンスリーを使うように勧めている。
要するに,全体を把握する,部下の予定も把握するためには,そうした方が理に叶っていると言うのだが。
● 以下にいくつか転載。
本書では「仕事を俯瞰する能力」を身につけるための「手帳活用法」を提案していきたいと思います。(p3)
私は普段,手帳やノート,メモなどの文房具の企画・開発をしています。その際,強く感じるのは「誰にでも,どんな場面にも使える最強のツールなどあり得ない」ということです。(中略)実際に使う人は「いったいどんな人なのか」「どんな仕事を,どんなふうにしているのか」などを必死で考え,想定しながら,それぞれの人にフィットするさまざまな商品を開発していくわけです。(p27)
「自分にピッタリの手帳が見つからない」とあなたが感じている一番の原因は,たくさんの機能を,一つの手帳に求めすぎているからかもしれません。(p31)
時間管理が苦手な人にはある共通点があります。それは,仕事のボリュームがわかっていないという点です。(p50)
私は,ウィークリータイプを使って時間管理をする場合,「どこに予定が入っているか」より,「どこが空いているか」「どこを空けておくべきか」という空き時間を大切にしています。(p67)
何日も放置されている項目なら,「これは本当にやるべきことなのか」を改めて精査すべきです。リストに挙げてはみたが別に必須ではないという業務なのかもしれません。(p102)
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