● 八重洲ブックセンター宇都宮店の手帳売場。ディスカバー21の“バラエティ手帳”も出揃っている。「夢をかなえる人の手帳」とか「うまくいっている人の手帳」とか。
こういうものが出てくると,手帳戦線も終盤戦に突入したなという気がする。
● 気がするだけで,実際に売れ出すのはこれからなのかもしれないけど。
来年の手帳は8月中に出始まって,9月前半で主要なプレーヤーは出揃う。けれども,その時点でパッと買う人は,特定の手帳のファンか,あるいは来年はこれにすると決めている人たちなんでしょ。
大方の人が来年の手帳を気にしだすのは,11月や12月になってからなのかもしれない。
● でも,まぁ,“バラエティ手帳”が出てくると,終盤戦だなぁって気になる。まだ出ていないのは,「斎藤一人ついてる手帳」くらいか。
● ところで,「夢をかなえる」とか「うまくいっている」といったタイトルの手帳を使う人って,どんな人なのだろう。商品の外見からは,若めの女性をターゲットにしているっぽいんだけど。
手帳で夢が叶うという言い方を真に受けてる人っているんだろうか。いるんだろうね。手帳で夢を叶える的なタイトルの本が,連綿と出ているもんね。連綿と出ているってこと自体が,手帳で夢は叶わないよっていう証明なんだけどね。
● いや,真に受けちゃいないけど,どうせ手帳は使うんだし,だったらこういうのを使ってみてもいいんじゃん,値段も違わないしね,っていうノリで使ってるのかなぁ。
たしかに中身はバーチカルで,よくあるビジネス手帳とだいたい同じ。そこに“遊び”を加えているだけ。
● 何だかんだ言いながら,「夢かな手帳」は16年目になるらしい。このあたりは,供給側の勝利。
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