2019年5月19日日曜日

2019.05.19 日経WOMAN 2019年6月号-なりたい私にどんどん近づく! ノート&メモ術

編者 藤川明日香
発行所 日経BP社
発行年月日 2019.05.07
価格(税別) 630円

● ここに登場しているビジネスウーマンたちに自分は太刀打ちできないだろうなと,まず思った。ノート術やメモ術の以前に,仕事に向かう姿勢が違うのだ。充分に劣等感を刺激してもらえた。
 姿勢さえしっかりしていれば,術は自ずと編みだせるものだろう。自分に合ったやり方ができてきるはずのものだと思う。

● 特に記憶に残るのは,自分に手紙を書くというやつ。その日の学びや失敗の記録を手紙にして木箱に保存しておき,年に1回だけ見返すんだそうだ。
 このやり方だと,いくぶん自分から離れることができるだろうか。第三者として自分を見ることが可能になるかもしれないな。ノートにメモしておくとか日記に書いておくよりも。

● ジェットストリームの替芯SXR-60が紹介されていた。ジェットストリームの替芯にしてはけっこうお高い600円なのだが,国際規格に準拠していて,パーカーのJOTTERやペリカンのスーべーレーンと互換性がある。0.5㎜や0.38㎜もあり。
 パーカーやペリカンがジェットストリームになるということだ。パーカーもペリカンも持っていないぼくには関係のないことだけれども,舶来品ユーザーにとっては朗報だろう。

● 小日向京さんのエッセイ。仕事がらだろうけれども,たくさんのペンと紙を使い分けている。思いついたことはコレクトのメモパースに収納している5×3サイズの情報カードに鉛筆で書き,思索を深めたいときにはA7リングノートに文章にしながら万年筆で書く。情報的なものはM5システム手帳にボールペンで書き留める。旅の記録はトラベラーズノートに万年筆で書く。
 うぅむ,仕事がらでしょうね。ぼくには面倒くさくてとてもできない。道具は絞った方がいいと思う。

● 今をときめく『メモの魔力』の前田裕二さんも登場している。この本はいずれ読もうと思っているのだが,まだ読んでいない。
 変わったやり方ではないらしい。要は,自分の気づきを書くということ。彼自身のメモノートも写真で紹介されている。モレスキン(たぶん,ラージ)の方眼を使っている。
 見開き2ページに,「ファクト-抽象化-転用」を展開する。抽象化しないと転用できない。変わったやり方ではないのだけれども,このフォームは常人には思いつかない。

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