● 能率手帳誕生70周年か。その半分を自分も能率手帳と付き合ってきた。綴じ手帳の能率手帳,システム手帳版のBindex。年によってバイブルだったりA5だったりしたが,フォーマットは必ず能率手帳のもの。
バーチカルとか1日1頁とか,能率手帳以後に新たなフォーマットが登場して,それぞれに人気を博しているけれども,ぼくは能率手帳のいわゆるレフトタイプが手帳の完成形だと思う。あとは使う側の工夫の問題。
● ところで。70周年を記念していくつかの限定版が発売されるという。
まず,デイリーブック(普及版サイズ)。2,200円(+税)。
今回の限定品群の中で,最も注目されるものですかね。「能率手帳のアイデンティティである時間目盛り付のスケジュール欄の下に,1日分のメモを充分に書くことができる方眼の記入スペースを確保した1ページ1日タイプ」。
● 次が,メモティ(普及版サイズ)。800円(+税)。
メモノートに年間カレンダーをセットしたもの。能率手帳の紙のメモ帳。
4年日誌。これだけはB6サイズ。2,000円(+税)。最も惹かれたのはこれだ。マンスリーのスケジュール表も付く。スペースは狭いけれども,ほとんど予定などない身にはこれで充分。というより,予定表としては使わないと思う。そんなもの,そもそも要らない。
現在はバイブルサイズのBindexを使っているんだけど,主に書くのは予定ではなくてログなんですよね。そのうち,読んだ本,聴いた楽曲,観た映画のタイトルを書いておく。それを本体の4年日誌のところに書いておこうかな,と。
● そういう使い方をすると,いわゆる手帳を持つ必要はなくなる。Googleカレンダーにちょこちょこと書いておくだけで充分だ
そういう使い方もいいかなぁとちょっと考えた。
● 現物を見たくて,某書店の手帳売場へ行ってみた。ノルティ,高橋,博文館など,ビジネス手帳を集めたコーナーはできていたけどね,70周年記念の品々はまだ並んでなかった。これから並ぶんでしょう。
いや,買うつもりはないんだけどさ。ぼくは来年はダイソーのシステム手帳リフィルで行こうと思ってるんで。身も心もダイソー野郎になろうと思っているのでね。
● 上の写真にある能率手帳のコピー,「積極的に時間をデザインするために!」っていうやつ。能率手帳に限らず,手帳はそのために使うんだよと言われると,反論するのは難しい。
しかし,ぼくは社会人になってから一度もそんなことをしたことはないし,意識したこともない。皆さんはいかがですか。時間をデザインするっていう視点で,日々の暮らしを眺めたことはありますか。
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