● 先月23日に,ラゾーナ川崎の丸善で表紙が ROMERO BRITTO 氏デザインの測量野帳を買った。これが何だか良くて,けっこう満足している。
1月には同じ趣向の Campus ノートが出ているはずなのたが,ラゾーナの丸善にはなかった。日本橋の丸善にも伊東屋にも銀座 LoFt にもなかった。
ただし,A5。ぼくはA6派なんですけどね。どうしようか。
生きてる間に使えるといいな。長生きしなきゃ。
● 店頭にあるものを全種類買ったんだけれども,これでコンプリートではない。リングも6種出ているので,ひとつだけ欠けている(メーカーの商品番号でいうと,BRSR148WT06 がない)。
ググってみたら,楽天や LoFt の通販でまだ扱っているだ。だったら,全部ネット通販で買えばよかったかなとプチ後悔が兆してきた。そうしていれば送料も無料になったのだしね。新浦安からわが家まで運んで来なくてもすんだのだし。
ただし,ネット通販で全種類をまだ扱っているのかどうかはわからない(そうではないっぽい)。
● メーカーのサイトには次の文書が掲載されている。
近年,文房具は単なる道具であることを超えて,持つことで自分を表現したり,気分を上げたりする自己実現のツールとしての役割が大きくなっています。鮮やかな色彩と大胆なパターンで「希望」や「幸せ」を表現したロメロ・ブリット氏の作品をノートにあしらうことで,アートを気軽に日常に取り入れ,仕事や学びのシーンをさらに楽しく元気づけたいとの思いから,今回のコラボレーションが実現しました。
「自分を表現したり,気分を上げたり」というのは,文具○○という肩書の人たちがけっこう使う表現でもある。メーカーや文具○○といった業界サイドにとっては,書ければ何だっていいんじゃない? 的な実用一辺倒に至られては困る。小さな差別化を探って消費欲を刺激しなければ。利幅も取らなければ。
● この点で最もきめ細かく動いているのは,じつは巨人のコクヨなんじゃないかと思う。コクヨを見ていれば業界がわかる的な。文具店をパステルカラーに染めたのも,コクヨの KOKUYO ME からではなかったか。
ぼくも手もなくコクヨに絡め取られているようで,忸怩たる思いが,少ぉしだが,ないわけではないのだ。
● ま,せっかくだからコンプリートにこだわりたいと思う。新浦安の有隣堂になかったリングノートの1冊を求めて,放浪の旅にでも出てみるか。
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