2023年9月26日火曜日

2023.09.26 世界堂新宿本店

● 東京を代表する文具店といえば銀座伊東屋だと思っていたのだが,新宿には世界堂がある。画材店だと思っていたんだけど,通常文具も充実の品揃えらしい。しかも,定価販売ではなく,原則,割引き販売をしているようだ。
 では行ってみるかとなるところなのだが,新宿となると腰が重い。北関東の田舎者には山手線の西側,池袋,新宿,渋谷はとにかくカオスだ。上野,東京,品川とは一線を画している。あまり行きたくないところだ。
 が,たまたま東京にいるのだし,他にやることもないので,行ってみることにした。

● で,新宿へ。甲州街道を3丁目方面に歩いていくと,大きな看板が目に入るので,道に迷うことはない。
 噂どおりだった。昭和の大店の趣ね。カジュアルで敷居は高くない。文具はほぼすべて,ここで揃う。よほどの高級品志向か相当に尖った嗜好の持ち主以外は,ここで満足できるだろう。

● トラベラーズノートやモレスキンもあるけれども,そういうのが欲しい人はLoFtやハンズに行くだろう。NOLTYや高橋もあるけども,それが目当の人は丸善に行くだろう。
 何と言うのかな,ハミダシ者に相応しいというかね。孤高の文具好きが集まる感じ。

● あ,でも,ここでも外国人が多かった。日本文具は観光資源としても相当なもの。
 というか,彼らの国でも買えるんだろうけど,日本で買うと3分の1程度の価格になるのかな。

● 1階が文具売場で,2階以上が画材。上階になるほど画材成分が濃くなる。
 1階にはだいたい既視感があるものが並んでいるが,コレクトのメモパースがあった。これがあるところはそんなにないんじゃないか。改装前の伊東屋にはあったが,改装後は伊東屋でも見かけたことがない。

● 2階で,“描く” ための道具の中から “書く” ために使えるものはないかと探してみるのは楽しいんじゃないか。1日は無理でも半日は余裕で過ごせそうだよ。
 つけペン軸にオッと思うものがあったが,堪えておいた。

● FABER-CASTELL の12Bがあった。STAEDTLER に負けじと出したんですかね。
 Hi-uni の10Bを使っているので,STAEDTLER の12Bはどんなものなのか試してみるかと思ったこともあったのだが,YouTube にけっこう情報があるので,それらを見てわかった気になってしまった。興味が減退した。ぼくが “描く” 人ならまた違ったと思うんだけど。

● 3階以上には立ち入らず。ぼくが立ち入ってはいけないところのように思われたのでね。
 3階以上は絵を描く人たちの聖地ということにしておきたい。それ以外の人たちは立入禁止。

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