が,個体として見ると,モレスキンよりもダイスキンの方が優れているというのがぼく一個の見方。
● モレスキンほど個体差がない(つまり,モレスキンと違ってまともな品質管理をしている)。
万年筆でも裏抜けない。モレスキンはドバドバ抜ける個体がある。ただし,ダイスキンでもパイロットインクは抜ける。ちなみに,測量野帳でもパイロットは抜ける(万年筆使用は想定していないとメーカーは言いたいだろう)。
“伝説” も含めて捏造とパクリから出発しているモレスキンをパクっているのが爽やかだ。
そして,何より安い。
● ダイスキンがあれだけ話題になったのは,モレスキンが品質粗悪なうえにボッタクリ価格であったからだ。モレスキンが並みの紙質の紙を使い,ビローンと延びてしまうのじゃないゴムバンドを付けて,まともな価格で販売していたら,あれほどダイスキンが喧伝されることはなかったのじゃないか。
ダイソーはトラベラーズノートのパクリも出したし,測量野帳のソックリさんも出した。が,さほどに話題にもならなかった。静かに消える運命ではないかと思う。
ダイスキンだけは,モレスキンのおかげで知名度をあげた。
● 唐突にそのダイスキンをまた使ってみたくなった。あと22冊残っている(中紙96枚のは残っていない。80枚のと64枚のだけね)。久しぶりに使ってみるか。
と思ったのだが,ここは測量野帳を使い続けることに。再生紙野帳(セ-Y21N)だけでも先に使い切ってしまいましょ。ダイスキンはその後にしよう。
● ひとつだけ,モレスキンのために弁じておくと,モレスキンは8枚の折丁を重ねている。8枚の折丁を12冊重ねて,96枚のノートに製本している。
対して,ダイスキンは初期の頃は8枚だったが,だんだん重ねる紙の枚数が増えて,16枚や20枚になった。ゲスト削減のためであることは明白だ。
それが直ちに使い勝手に影響するとは思わないけれども,製本の丁寧さはモレスキンが勝る。
● ただし。当時,モレスキンは2千円。対して,ダイスキンは百円だからね。
その程度のことで目くじらを立てちゃいけないやね。
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