あの頃は欧州でも物価が安いと感じた。今とは隔世の感がある。
● もうひとつ。あの頃は自分が鉛筆を使うなんて考えもしなかった。この鉛筆も記念にガメてきただけだ。
デジタルでできるものは全部デジタルでやりたいと考えていた。今とは隔世の感がある。
ちなみに,上の鉛筆はいたって凡庸。下のはなかなかいい。
● 今どき,客室に鉛筆を置いてあるホテルはどのくらいあるんだろうか。メモ用紙は必ず置いてあるが。
東京ベイ潮見プリンスホテルにはあるが,だいたいボールペンになっている。
● 鉛筆は持って帰ってきてもかまわないかと思うのだが,ボールペンとなるとさすがに持ち帰るのは泥棒感が強くなる。持ち帰りたくなるようなボールペンを置いているところは,ほぼないだろうけど。
ということは,逆に持ち帰ってもいいですよということか。
● ビジネスセンターがあるホテルはとっくになくなったろう。そういう名称を残しているところがあるにはあるが,同じなのは名称だけで内実はまったく異なっている。
かつてはスタッフが複数常駐していて,お客のリクエストに応えていたのだ。プリントするとかコピーを取るとか。ビジネスセンターにいるのは女性スタッフと決まっていて,お客は彼女たちを秘書かアシスタントのように使っていたのではなかったか。
と,さも知っているように言っているけれども,もちろん,ぼくがビジネスセンターを利用したことなどあるはずもない。ビジネスセンターがあるようなホテルに泊まったこともなかったと思う。
● ともあれ,デジタルをアナログに変換する必要がなくなり,デジタルのまま完結できるようになると,ビジネスセンターは要らなくなる。
かつ,パソコンは安くなり,軽量化された。通信のための機材も小さくなり,ついにはパソコンに内蔵されるようになった。そうなると,誰もが自分のパソコンを持ち歩く。人が使ったパソコンなど,使いづらくてしょうがないわけで。
● まして,今は掌に乗るスマホでひと通りのことはこなせてしまう。ビジネスセンターなどという時代がかった施設は消えて当然だ。
こうなるまで,ほんとに速かったなと思う。過ぎたことは速く感じるものだけれどもね。
● 客室に置かれているメモ用紙と鉛筆(ボールペン)も,使われることはほぼないんじゃないかと思う。つまり,自分が使ったことがないからなのだが。
いつまでもあると思ってはいけないものかもしれない。
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