2025年7月4日金曜日

2025.07.04 Standard Products でお買いもの

● 青森駅ビルの Standard Products(&ラビナ店)に0.7㎜のシャープペン芯(2B)があったので,買っておく。
 鉛筆ならB(北星ならHB)で軟らかさは充分だが,シャープペンで同じ感触を得ようとすると,一段階上の濃度の芯が必要(だと感じる)。

● それ以外にこの2つ。スマホ置くだけスピーカーとPCスタンド。どちらも1,100円。
 この前来たときに,このスピーカーと300円のスマホスタンドが気になったんですよ。でも,青森で買って持ち帰らなくても,地元で買えばよくね?

● ところが,地元の Standard Products に行く機会がなかなかない。Standard Products って,ついでに寄るとこでしょ。Standard Products に行くために出かけるってないじゃないですか。
 したらば,2日の時点でスマホスタンドは売り切れてた。3日の時点でスピーカーも残り3台になってた。こりゃ買っとくか,となったわけなんでした。

● ちなみに,何で連日,Standard Products を覗いているのかと言えば,Standard Products が入っている駅ビルの4階以上がホテルになっていて,そのホテルに泊まっているからだ。ついでに寄れるのだ。

● あと,イヤホンも買った。これはイヤホンを忘れてきたからで,客室で YouTube なんかを見るときに,同居人に迷惑をかけてしまうんでね。
 間に合せでいいので330円のを買ったんだけど,550円でハイレゾ対応を謳っているのがある。

● デジタル化によって音を再生するための機材が少なくてすむようになった。再生のためのコストが少しですむようになった。
 加えて,ストリーミング配信が当たり前になった。音楽はスマホで聴くのが普通になった。
 音楽が民主化が大衆化された。クラシックでもジャズでもネットに転がってないものはない。

● その代わり,音楽を聴くことの祝祭性も大きく減少した。ゆったりとソファに座って音楽に耳を傾けるというのは大時代的なイメージになった。
 レコードをターンテーブルに置いて,静かに針を落とすといった儀式性も。

● 音響メーカーは飯の種を失い,いくつかは廃業した。残ったところも,ベッドフォン,イヤホン,BTスピーカーなど,小さい機器が儲けの種になった。
 そのイヤホンもどんどんコモディティー化しつつあるのだろう。メーカーにとっては苦難が続く。しかし,そんな苦難をあざ笑うかのように,時代はどんどん前に進んで行く。

2025.07.04 手書きはカッコいい

● 青森。魚市場の丸青食堂で朝から田酒。その後は,魚市場の「お休み処」で過ごすのが定例コースになった。青森で最も好きな場所だ。北星9500と禰󠄀豆子が心の友。
 冷房も効いている。邪魔にならない音量で昭和50年代の歌謡曲が流れている。ムードミュージックのようだ。

● その青森のリゾート地(ありがたいことに,ここにいるのはほとんどが地元民)で,2人の女性が手書きで一心に何かを書いている。自販機で缶コーヒーを買うふりをしてチラ見に行ってしまったよ。
 2人ともボールペンを使っていた。ひとりは赤インク。

● 仕事絡みなのか,遊びなのか。書かなければならない作業なのか,好きで書いているのか。
 そういうことに関係なく,手書きの風情というのはある。人生を捨てていない感。自分を諦めていない感。ヤケになっていない感。

● スマホやパソコンで作業してても同じ理屈のはずなのだが,手書きの姿勢はプリミティブだ。プリミティブな分,訴求力が強いんだな。
 短い人でも18歳まで学校と呼ばれるところで,勉強なるものをやってきた。手書きを経験してきている。少年少女の頃の経験だから記憶の基底に留まる。手書き=勉強 のイメージができやすい。それが訴求力の強さにつながるのだろう。

● 手書き=「知的生産」の刷り込みもある。自分がやっていることを知的と言われるとこそばゆいものだが,学術や学問だけが知的なのではない。
 夕食の献立を考えることも,実際に料理を作ることも知的な作業だ。スポーツも知的なものだ。身体知という言葉もある。

● が,何かを書いている姿が “知的” の代表だろう。その “知的” が持つ誘引力がある。
 ぼくなんかは,夏目漱石の “高等遊民” を連想するのだが,“知的” が贅沢だった(大学進学率も低かった)時代を生きた昭和原人ならではの感想かもしれない。

● 訴求力の強さを作る3番目の理由は,手書きする人が少数派に属するからだ。誰もがやっていることは訴求力を持たない。
 現に,上記の2人の他に,スマホをいじっている人もいたのだけれども,これは見慣れた光景になってしまった。スマホは大衆性のシンボルだ。あなたも大衆のひとりなのね,で終わってしまう。
 ぼくもそうだが,ほとんどの人は大衆のひとりに過ぎないのだし,大衆のひとりであることは悪いことでも恥ずかしいことでもない。が,大衆のひとりでいては,大衆から注目されることはない。

2025年7月3日木曜日

2025.07.02 北星クラフツマンのFを買い占めるか問題 2

● 先月の23〜27日に4泊5日で青森に来た。が,「大人の休日倶楽部パス」は今月5日まで使える。
 ので,再び,パスを買って,また青森にやって来た。青森大好き族なのだ。

● 青森駅ビル「ラビナ」3Fの Standard Products。北星クラフツマンのFが1箱だけ残っていた。あとは3〜6B。
 さて,どうするか。買って帰るか。ぼくが買わなければ,誰かが買える。ぼくはすでに何箱か持っているのだ。先月にも川崎の Standard Products で4箱(2ダース)ほど買っている。

● ここは遠慮して,他の誰かの購買機会を残すべきだろう,その方がクラフツマンにとっても幸せというものだ。
 と思って,いったんは売場を離れたのだが,結局,辛抱たまらず買ってしまった。これで,この店でクラフツマンFを買える人はいなくなった。補充はされないからだ。すまんこってす。

● というか,HB〜2Bの売れ筋はとっくに店舗から消えて久しいのだ。需用があるのになぜ販売しない?
 メーカーは販売してもらいたいはずだ。クラフツマンは北星鉛筆の中で,直接,リアル店舗で現物を確かめて買えるほとんど唯一の製品なのだ。

● 「大人の鉛筆」はたいていの文具店にあるが,鉛筆となると4Bと6Bのかきかた鉛筆と朱藍鉛筆がダイソーにあるだけだ。主力の9500をはじめ,製品のほとんどがリアル店舗では購入できない。
 それでも Amazon で買えるから困ることはないと言えばない。

● が,クラフツマンだけは Amazon でも取り扱っていない。Standard Products の独占販売だ。
 したがって,Standard Products が売らないと決めれば,クラフツマンは消える。そうして,Standard Products は,クラフツマンに関しては,開店時の入荷分が売れたら,はい,それまでよ,という方針であるらしい(12硬度セット以外は)。
 その結果,クラフツマンのHB〜2Bはすでに存在しないものとなった。もし買えるとしたら,Standard Products の新規開店があった場合のみ。

● 北星が独占販売契約を見直せばこの状況は変わるのだろうが,その可能性は低い。
 初期入荷分が売れたら終わりなのに,HB〜2B以外は未だに残っているのだ。そうそう売れているわけではない。
 ダイソーでも現物を取り扱ってくれている。ダイソーの店舗数は国内だけで約4,600,Standard Products は約130。その辺の文具店とは販売力が違う。そこが扱ってくれているのだ。

● エンドユーザーにとっては,Standard Products が初期入荷分でお終いとせずに,補充を続けてくれるのが一番いい。クラフツマンほどコストパフォーマンスがいい鉛筆はなかなかないのだし。
 が,むしろ,今後はこのような例が増えるのかもしれない。いつまでもあると思うな,親と金。その適用範囲が親と金以外にも拡張されていく時代なのだと心得ておく方がいいのだろう。“いつまでも” もどんどん短くなっていく。

2025年7月2日水曜日

2025.07.01 ペコちゃんの缶ペンケースを買ったものの

● 三度目のアプリ削除をしたはずのメルカリ。四度目の再インストール。
 で、鉛筆を買ったり,A6ノートを買ったり,禰󠄀豆子を買ったりしちゃってる。あきまへんな。

● で,今度はペコちゃんの缶ペンケースを買った。uni Palette が入るだけの厚みがある。
 現在使用中の筆箱より幅広なので,ハサミも携帯用のじゃないのが入る。これもアドバンテージ。携帯用のハサミは使いづらいもんね。
 鉛筆も6本は入りそうだ。では,これを使うか。

● 急ぎ,中身を整えてみた。こんな感じ。鉛筆は,贅沢を極めて,北星クラフツマンのHBを6本。文字しか書かないので,硬度を取り揃える必要はない。
 持ち出すことはないが,字消板まで入る。これ以上は要らないが(鉛筆も3本で充分だ),これだけではスカスカ感が漂う。カタカタと音を立ててうるさくもなりそうだ。

● この缶ペンケースも,他と同様,中華製。
 小学生の女児をユーザーとして想定したものだろうが,小学生はこれ以外に何を入れるだろう。三角定規,分度器,コンパス・・・・・・。
 となると,この程度の大きさは必要ということか。小学生向けを流用するわけだから,デカすぎると文句を言うのは筋違いだな。

● ところが,実際の外泊には,ペコちゃんではなく,今までのやつを持参。
 北星9500のHBを3本入れている。とりあえず,この3本を使い切るまでは,持出し用の筆箱と中身は変えないことにした。

● 使っていると愛着が湧くのは,どれも同じってことね。安い樹脂製の筆箱だからといって,愛着が薄くなるということはない。
 持出した以上は,ところかまわず連れ歩く。誰に見られても恥ずかしいと感じることはない。いい歳してそんなの使ってるのかよ,と思わば思え。
 って,いちいち他人の筆箱を見ているような暇人はいないだろうけどね。


(追記 2025.07.06)

● 2つ目のペコちゃん缶ペンケース。長めなので,未使用の消しゴム付き鉛筆をキャップした状態でも収納可。携帯用の鉛筆削り(uni Palette)もギリギリ入る。
 ただし,幅がないので,手帳用の4色ボールペンは入らず。消しゴムもチビたやつにしないと厳しい。定規を入れてしまうとフタが閉まらない。

● この筆箱を小学生が使っていたとは考えづらい。鉛筆と消しゴムだけ入れて,使う子がいたんだろうか。
 

2025年6月30日月曜日

2025.06.30 禰󠄀豆子が届いた

● 6月20日。禰󠄀豆子が届いた。A4の下敷き,B5の Campus ノート,シャープペン(2本)とボールペン(ジェットストリーム),定規,メモパッド,チャーム,消しゴム。

● 消しゴムは一応消えるけどね。使えるかな,これ。テーブルに置くとちゃんと立ちます。
 チャームはトートに取り付けましたよ。


● 6月28日。2度目の禰󠄀豆子が届いた。主にはシールなんですけどね。あとは缶バッジだのアクリルスタンドだの。
 「鬼滅の刃」は禰󠄀豆子がいればこそ。“めっぽう可愛い” から “めっぽう色っぽい” まで変幻自在。炭治郎の妹とは思えんぞ。

● これもシールなんだけども,袋入りのまま,栞として使うのが吉かもしれんな。

● 測量野帳トートに禰󠄀豆子を取り付けてやったぜ。ヨレヨレになるまで使ってやるぜ。ただし,このトート,ほとんど使わなくなっちゃってる。
 というのも,こちらのドラえもんトートを常用しているからだ。もちろん,こっちにも禰󠄀豆子を装着してるわいな(1度目のやつ)。

● 禰󠄀豆子消しゴム。消しゴムとして使うことにする。
 お値段は200円で,実用消しゴムとしてはけっこうお高くなるんだけれども,こういうものを取っておいても仕方がないもんな。

2025年6月29日日曜日

2025.06.29 『日本文房具クロニクル』

書名 日本文房具クロニクル
発行所 辰巳出版
発行年月日 2024.06.01
価格(税別) 1,600円

● 基礎的な間違いを指摘されて話題になった文具本。三菱鉛筆の9800を「現在は生産終了」とやったり,同じく三菱鉛筆の9000を「リサイクル鉛筆『9800EW』としてリニューアルされた」とやらかしたり(どちらもp18に登場する)。
 特に,9000の後継が9800EWだというのは,なぜそう思っちゃったのか,詳しく知りたいくらいだ。AIに取材させたんだろうか。

● p19ではトンボの手回し式鉛筆削りの初代器を「アメリカから導入された,APSCO社製卓上タイプの削り器CHICAGOを参考に作られている」と紹介しているが,ここまで似ているものを参考にしたとは言わない。パクったという。
 が,このあたりは大人の事情というやつがあるから,こういう書き方になるのは仕方がないとお察しはする。

● 章間にコラムが置かれており,それを書いているのは高木芳紀さん。
 「仕事をパソコンで行う割合が増え,文房具は癒しの道具という位置づけにシフトしたことで,特に女性を中心に文房具を趣味とする層が形成され,“文具女子” という言葉も生まれた」(p218)とかね。

● クロニクルとは年代記という意味らしい。日本で生まれた文具を写真をメインに年代順に紹介している。昔懐かしい文具がたくさんある。
 そうだった,こんなCMもあった,と懐メロを思いだす。子供の頃,欲しかったやつだ,とさほど幸せでもなかった子供時代を彷彿させる。
 学術書ではないのだから内容の正確性にはこだわらない,雑誌やムック本はそんなもんでしょ,というのであれば,充分に楽しめる。

2025.06.29 東京駅至近の文具店巡り

● 何かとお騒がせな BLACKWING だが,東京駅のトラベラーズ・ファクトリーにはコラボの BLACKWING がまだ残っている。芯はバランス。
 ただし,2箱(2ダース)だけ。鉛筆1ダースに6,050円出せる人は,急いだ方がいいかもよ。

● ぼく一個は,北星クラフツマンの2Bを使えばいいじゃないかと思いますけどね。その方が安上がりだし,知的に見える。
 BLACKWING を使ってる輩はバカっぽく見えていかん。ウォルト・ディズニーが使っていたとか,バーンスタインも使っていたとか。彼らが使っていたのは MADE IN JAPAN の鉛筆ですか。それにね,何を使おうと蛙の子は蛙だからねぇ(→ おまえが言うな)。

● 丸善丸の内本店では「木の匠展」を開催中。ぼくは鉛筆しか使っていないので,買うとすれば鉛筆の補助軸くらいのもの。平井木工も参加しているので,補助軸をザッと眺めてきた。
 が,ぼくには猫にとっての小判になるな。補助軸はクツワの200円のが一番だと思っちゃってるから。

● 木製の補助軸は,価格はミミックの半分以下だが,存在を主張しすぎている。木を使うとそうならざるを得ないのだろうし,その主張を好む人もいるはずだが。
 ミミックはその辺の収め方が上手いのだろう。そのミミックも,じつはほとんど使わなくなっている。補助軸はクツワ。なんか,そういうことになっている。

● コクヨの PERPANEP は健在。ツルツル,サラサラ,ザラザラの3種のノートが売場に並んでいる。モレスキン様の厚表紙のノートもあり。ツルツル用のファインライター(高価なやつとは別のもの)も元気に売られている。
 Campus 50周年の商品を買うと,おまけでもらえるシール。地方の文具店ではなくなっているが,丸善本店ではまだタンと残っている。一乗ひかるさんのこのシール,欲しくなりません?

● マルマンの Mnemosyne もモレスキン様のノートを出していたんですね。学用品売場しか見ないと,こうした情報に疎くなる。
 もっとも,どうせ買わないのだから,疎くなったところで困ることは何もないのではある。安い Campus をもって最上とするのが,ノートのヘビーユーザーの常套というもの。

● 丸善本店の文具売場を徘徊していると,お客さんの中にハッとするほど素敵な人がいる。男女ともに。
 ぼくのような下賤な者が出入りを許されているのはありがたいことなのだ。しかも,何も買わないのに。

● 素敵な人のオーラを浴びるのが,最善のリフレッシュ法かもしれない。たまには,東京,しかも都心に出るべきだな。
 メトロ銀座線に乗るのが,最も手軽なリフレッシュ法かもだな。