2015年5月30日土曜日

2015.05.30 モレスキンユーザーを擁護したあとで

● モレスキナーのブログには,モレスキンは想像力を刺激するという言い方をしているものがある。
 モノが想像力を刺激するってことがあるんだろうか。たぶん,あるのだと思う。五感を刺激するプロダクツってあるように思う。
 音楽や絵画やファッションだったら考えるまでもない。が,ノートや筆記具が五感を刺激することもあるはずだ。


● 実用的工芸品,工芸的実用品と呼ぶべきものがありますね。蒔絵の万年筆のような。が,そんなものはもったいなくてとても使えない。ぼくはね。使える人はいるんだろうし,万年筆としても使ってもらった方が嬉しいんだろうけどね。
 実用が工芸をしのぐ,したがって実際に使う気になるモノの中にも,五感を刺激するものはあるだろう。


● 神は細部に宿る。その細部の作りこみにコストがかかる。僅かな違いが大きな違いだ。細部に思いがこめられたプロダクツは,時と場合によってユーザーの想像力を刺激する。
 たとえば,iPhoneとAndroidでは,作りこみはiPhoneに分があるだろう。では,AndroidよりiPhoneが想像力を刺激する? 時と場合によってはYesか。


● が,モレスキンが想像力を刺激するのか。逆に,ダイスキンは想像力に訴えてくるところはまったくないのか。そういうわけのものでもないような気がするけど。
 ぼくの感覚が鈍いのだろうか。子どもの頃から安物しか使ってこなかったから,想像力が固くなってしまってて,今さら刺激のされようがないのか。

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