2015年5月24日日曜日

2015.05.24 プラチナの古いカートリッジインク

● プラチナの古いカートリッジが6箱出てきた。どのくらい古いかといえば,今のカートリッジは10本入りで400円(+税)だけれども,これは12本入りで200円。
 箱には「青インク」と印刷されているけれども,カートリッジ本体には「BLUE-BLACK」と刻印されている。

● で,Preppyにこのカートリッジを装着してみた。18本目のカートリッジになる。
 12本入り200円のときと今とで,成分や調合を変えていないなんてことはあり得ないだろう。今のカートリッジのほうが青味が強いように思われる。

● 装着してからすぐにカートリッジの中身が減った。インク漏れを起こしたわけではなく,バッファー部に吸収されたのだろう。
 Preppyを使い始めたときの1本目のカートリッジでも,これほどではなかったと思う。
 書き味には変化はない。

● 個人宅もさることながら,企業や役所の倉庫には相当眠っているのがあるのじゃないか。
 カートリッジはもちろんのこと密閉されている。それでも水分が蒸発して固形物がこびりつくようになっているのを見たことがある。
 そうなる前に,使ってやりたいものだ。

● といって,企業ではもはや万年筆を使う機会がなくなっているかもしれない。パソコンとボールペンでしょ。
 もったいないことだし,残念なことだけれども,死蔵されているカートリッジはそのまま死を迎えるか,ゴミとして捨てられることになるのだろう。

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