2015年9月22日火曜日

2015.09.22 ダイスキンに無地や方眼があればという意見,に対する意見

● 文具を話材にしているブログを見ると,ダイスキンに無地や方眼があればなぁという意見をしばしば目にする。
 本当かね,と思う。普通の罫線ではダメなのか。

● ダメじゃないんだと思うね。方眼や無地を好む人の中で,方眼や無地じゃなければ困るようなメモのとり方をしている人は,限りなく少ないんだと思う。実際のところは。
 マインドマップでメモをとる人がさほどにいるとは思えない。図解化といっても横罫で支障がない程度のものじゃないかな。

● むしろ,罫線に思考が縛られるなんてことがよく言われるから,それを真に受けちゃってるのかもしれない。
 無地や方眼に自由を感じているのかも。これ,気分的には理解できる。様式があるのは嫌だっていう。ぼくも20代の頃は無地のルーズリーフをけっこう長く使い続けていたから。

● でも,結局,自分で様式を作ってしまって,自ずとその様式に縛られるようになってしまった。これは無地を使っていても免れがたいようだった。
 用途が同じで,その用途のために使い続ければ,どうしたってその用途に合った様式ができてしまう。
 で,その様式は横罫でも何ら支障のないものだった。

● 無地や方眼がいいというのは,たぶん,それじゃなきゃ困るという話ではなくて,好き嫌いの問題なのだろう。
 好き嫌いなら仕方がない。好き嫌いなんてないに越したことはないと思う一方で,とことん追求したほうがいいとも思う。少なくとも,嫌いを克服する(?)なんて不毛な努力だ。

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