● ワープロ専用機が出てから,ずっと文字はキーボード入力でやってきた(手帳を除く)。“ノート&手書き”は,ここ4年間ほどの習慣にすぎない。
したがって,デジタルにするのは先祖返りといってもいいものではあるのだ。
● ただし,“ノート&手書き”は,デジタルからアナログに移行したというにとどまらない変化があったんでした(何を大げさに)。
それは何かというと,“ノート&手書き”によって初めてモバイル派になったということ。小型ノートとペンをいつでも持ち歩くようになった(それ以前のパソコン入力のときには,外でメモることは絶えてなかったわけだ)。
といって,出先でメモを取ることはそんなに多くはない。ただし,勤務中でも思いついたことを決まったノートにメモできる。
● ともあれ,手書きにすることによって,ぼくはモバイラーになった。世上言われるモバイラーとはちょっと違った意味で,だけど。
したがって,デジタルに戻すことになれば,テキスト入力ができる持ち運び可能なデジタル器機ということになる。
● で,過去にもそれを試みたことはある。まず,USB外付けキーボード+スマホ。これはダメだった。途中で接続が切れてしまうことがある。これ,血圧があがるくらいにストレスになる。
マウスコンピューターのWN891を最近買った。が,どうも使う気にならない。東京のホテルに泊まったとき,持っていって一度だけ使ったけれども,それきりになっている。
長らくお蔵入りしていたモバイルギア(MC/R330)を引っぱりだしてみた。590グラムくらいだろうか。単三乾電池2本で駆動する。が,これも引っぱりだしたままになっている。
● 最近,ノートへの筆記量が落ちている。じかにTwitterに流すものが増えた結果でもある(それ以上に減っているけどね)。
Twitterはスマホから流すことが多いんだけど,キーボードで入力できればというのが,WN891購入の理由だ。であれば,WN891を持ち歩いて,Twitterに限らず,テキストを入力しまくればいい。
● が,今までの経験からすると,たぶんそうはならない。そうなるようにしたいんだったら,自分をそこまで追いこまないといけない。
つまり,ノートもペンも捨ててしまって,イヤでもWN891を使うしかないようにさせることだ。
● ではなぜ,テキスト入力マシンを持ち歩かないのか。じつは自分でもよくわからない。
ノートに書きつけようと思った大きな理由は,気持ちの憂さをノートに吐きだすためだけれども,キーボードではそれができないかといえば,そんなことはないんでね。
結局,ノートとペンの方が起動が速いのと,圧倒的に軽いからだろうかねぇ。
● が,ここから抜けださない限り,時とともに使用済みノートは増え続けることになる。どうせ読み返さないまま,まとめて捨てることになるんだよ。そこは見えている。
少なくともデジタルにしておけば,重量からは自由になれるんだけどねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿