● 昨年8月に,宇都宮のヨドバシ文具売場で,三菱鉛筆の「創業130年限定セット プレミアムノートブック付」というのを買った。uniが1ダースに「プレミアムノートブック」が付いていて,1,100円。ノートに惹かれた。uniは職場に寄付。
「プレミアムノートブック」は無事に最後まで使えた。鉛筆で書くのに最適になるような紙なのだろう。ぼくは万年筆で書いた。
● 万年筆で書くと,ダイスキンとの違いはさほどない。いや,違いはあるんだけれども,ダイスキンが書きづらいと感じることはない。
ぼくはプラチナのブルーブラックを使っているんだけど,少なくともプラチナのインクでは,ダイスキンでも裏抜けはまったくないし,ペン先と紙との摩擦がちょうど良くて気持ちがいい。
● その「創業130年限定セット」がまだ売れ残っている。980円に値下げされてた。ではもう1回,買う? んなわけない。
「プレミアムノートブック」も1冊使って気がすんでる。
● 夢を,実現したのは,一本の鉛筆だった・・・・・・「創業130年限定セット」の売場に掲げられている三菱鉛筆のコピーだ。陳腐だけれども,コピーとしての訴求度は高い。書くことの力を研ぎすませて文章にすれば,こういうコピーになる。
ただ,このコピー,メーカーのサイトには上がっていないようだ。
● 鉛筆なら2Bを好む。書き味が柔らかいのと黒がクッキリするからだ。その代わり,字がこすれて紙を汚す。手帳には向かないと感じる。
数年まで,0.5㎜のシャープペンに2Bの芯を入れて,手帳に合わせていた。消せるから。けれども,こすれ汚れが嫌になって,極細の水性ボールペン(PILOTのHI-TEC-C)に替えた。
● 手帳はそれでいいとして,時々,墨芯で字を書いてみたいと思うことがある。Hi-uniには10Bがあるらしい。柔らかいクレヨンのようなものだろうか。
この鉛筆一本と小さなスケッチブックを抱えて,晴れた日に散歩に出て,1時間か2時間,絵を描く。そんな生活に憧れる。ま,ぼくは絵心がまるでないので,憧れだけで終わりそうだけど。
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