● 依然としてよほど暇と見えるな,オレ。
● 宇都宮市内の書店も文具を扱うようになった。文具を扱っていないところは喜久屋くらいだろうか(手帳とカレンダーの取扱いはあり)。
今日は,宇都宮駅前のララスクエアに入っている落合書店の文具売場,特にノートの売場を丹念に見て歩いた。
● が,文具売場をウロウロしているお客さんは,さほど多くない。こういうところでは基本,売れ筋商品しか置いていない(それにしては,かなり充実している)。
何か面白いものがないかなぁと探しに来る人はいないのだろう。とはいえ,書店にしてみれば,本を売るより粗利は多い。
● 書店の文具売場は(多くの文具店も)定価販売だ。買う方からすれば,値段はどこで買っても同じ。
となると,自分の動線上にある,品揃えに特徴があってそれが自分の嗜好に合う,店員が可愛らしい,そんなことが来店の動機になる。つまり,そんなに簡単に儲けられるものでもないのだろう。
● しかし,手帳にしてもノートにしてもボールペンにしても,需要の総量は増加しているらしい。若者人口の減少,デジタルツールの普及にあって,これはどういうわけなのか。一億総知識人化が進行中?
総需要が増えている分野などそうはないだろうから,新規参入が増える。昔からある文具店はなかなか大変だ。
● メモパッドはロディアに代表されるユニークなメーカーの製品が目立っていた。国内でもマルマンのMnemosyneとかオキナとか,小さくはないけれどキラリと光るところが押さえていたような気がする。
が,そこに横綱が本気を出して参入してきたようだ。コクヨのCampusブランドのメモパッドが一番目立つ位置にあった。
● ノートもCampusの充実度が目をひく。ライフやツバメがちょっと霞んできたような。いや,それはおまえの気のせいだよ,と言われる?
コクヨの持つ圧倒的なブランド感。っていうか,少なくともぼくの世代は,小学校のときからコクヨで育っている。原稿用紙もレポート用紙もノートも。コクヨじゃなかったのは鉛筆と消しゴムくらい。
その分,コクヨって有難味がなかったといえばいえるんだけど。
● ともあれ。申しわけないことに,何も買わず。何というか,目の保養をさせてもらった。
いろんなものがあるわけでしょ。それらを見ていると,自分が使っているノート(これがじつにダイソーのダイスキン)をガンガン使っていかなきゃなっていう気持ちにさせてくれるんでね。
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