2019年3月4日月曜日

2019.03.04 ダイスキンを使い終えたので

● 2日でダイスキンを1冊,使い終えた。96枚のA6黒ダイスキン。使い始めたのは2月4日なので,27日間で使い終えた計算。依然として筆記量はけっこうなものだ。自分で言うのも何だけど。
 大事なものばかりそんなに書けるわけがないから,書かずもがなのことをダラダラと書いているということだ。それで良いと思っている。

● で,昨日からかねて予定のとおり,“ARTIST JOURNAL”を使っている。ダイスキンと同型のゴムバンド付きのハードカバーノート。
 紙質に問題はない。けっこう厚みがあるので,どんなペンを使っても裏抜けが生じることはないと思える。

● っていうか,ぼくが買ったのはA罫だけれども,他に無地もあった。で,メーカーとしては無地がメインで,罫線入りのものはついでに販売しているのではないか。
 つまり,これは小さなスケッチブックだと考えた方がいいような気がする。もちろん,スケッチブックをスケッチブックとして使わなければならないと決まったものではないけれども,文字どおり絵を描くのに向いているものではないか。“ARTIST JOURNAL”という商品名がそれを表しているような気もする。

● 1枚ずつ切り離してもカードのように立っているだろうと思える。これだけ厚いと,普通のノートとして使うのはもったいない。使いづらくはないが,もったいない。

● ペンは何を合わせればいいか。A罫なのでPlaisirの細字より太めの方がいいだろうと思った。伊東屋池袋店で買った“トラディオ プラマン”がまず頭に浮かんだ。で,それを探してみたんだけど出てこなかった。どこぞにうっちゃらかして紛失してしまったか。
 で,SARASAのグリーンブラック(0.5㎜)を取りあえず使ってみてるんだけど,これでもまだ細い。0.7㎜のブルーブラックがあったな。それを使ってみようか。
 Preppyの中字もあったんだった。ペン芯をPlaisirに付け替えて使ってみるか。こういうことでもないと,中字を使うことなんてないしな。

● 低粘度油性でもゲルでも,ボールペンでは腕が疲れてしまう,結局は万年筆に戻ることになるだろう,と思っていた。筆記量が増えているので,筆圧の要らない万年筆が最も向いていると思っていたのだ。
 もともと,ぼくは筆圧をかける方だったんだけども,PreppyとPlaisirを長く使い続けたせいか,そのあたりの按配はうまくできるようになっている(と思う)。

● が,それは要らぬ心配だったようだ。SARASAなら0.5㎜でも筆圧を書けずともスラスラヌルヌルと書ける。
 Preppyの中字ペン芯をPlaisirに装着して使うか,SARASAの0.7㎜ブルーブラックを使うか。まずは,0.7㎜ブルーブラックから始めてみるか。

● 子供の頃からぼくは小さい字を書いていた。A罫の幅は広すぎる。といってC罫ではさすがに狭いと感じる。というわけで,ぼくは典型的なB罫人間。
 ノートに自分を合わせるのではなく,自分に合ったノートを選ぶことが肝要だ。

● “ARTIST JOURNAL”はスピンがないのがやっぱり不便。メーカーはゴムバンドを栞代わりに使うことを提唱しているんだけど。
 以上を要するに,ダイスキンの方が使いやすいと感じる。スピンの有無の他に,罫線の幅,紙の厚さ(薄さ)。製本の丁寧さはひと目で“ARTIST JOURNAL”に軍配があがるが,それは過剰品質とも言えるわけで,製本もダイスキン程度で充分だ。

● 以上は,ぼくにとってはということ。“ARTIST JOURNAL”としてというか,小型のスケッチブックとして使うなら,これはかなりいいんじゃなかろうか。
 少なくともモレスキンでそうしている人も多いようだけれども,モレスキンだとかなりの無理が出るだろう。“ARTIST JOURNAL”なら無理せずにそれができそうな感じだ。

● これは蛇足。“ARTIST JOURNAL”も1ページ目と最終ページは使えない。糊付け部分が大きいからだ。糸綴じで折丁を束ねて作るノードは,どれもそうだ。
 ダイスキンを揶揄するときにこれが言われる。が,ダイスキン揶揄に走るモレスキナー(?)が使っている(かもしれない)モレスキンも同じだ。1ページ目と最終ページは使えない。

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