2019年3月26日火曜日

2019.03.26 過去を記録するメモと現在を捕まえるメモ

● 堀宏史『すぐメモする人がうまくいく』(自由国民社)をパラパラと読んでいる。ひと言添えてシェアすることの重要性が説かれている。
 それをするのに最も簡便な方法は,Twitterにメモしてそのままツイートすることだろう。

● で,ぼくがブログやTwitterを続けているのも,このシェア(公開)するということの効用によるものだと思う。公開すると反応がある。その反応は大した反応である必要はない。無でなければよい。
 反応があるのは基本的に快なのだ。その快が継続を促してくれる。

● この効用は利用した方がよいと思う。それこそがインターネットの恩恵の第一ではないか。
 インターネットはアウトプットのために使うのがよい。インプットの手段としてもインターネットは大変なものだが,それ以上にアウトプットするための気軽な手段になることが,インターネットの最大の魅力だ。
 その際,誰かとコミュニケーションすることを目的としないように。反応に気を回しすぎないように。目的はあくまでもアウトプットそれ自体だ。それに対する誰かの評価ではない。
 
● この本が取りあげているのは,そのタイトルのとおり,1日の終わりにその日の日記を書くというような,ログを残すためのメモではなく,思いついたことをその場でメモすることだ。
 6秒しか憶えていられないのだから,その場で即時にメモせよ,と。

● ぼくがダイスキンに書いていることには,それがまったく欠けている。すべてログでしかない。
 ログを残すこともそれはそれで無意味ではないと思ってやっているのだが(本や映画の感想だって,書いて残しておかないといずれ忘れる),パッと浮かびあがってきたことをメモしておくことは,それ以上に自分に裨益することは,ぼくにも納得できる。過去を文字に固定するのではなく,現在を捕まえること。

● わかっているのにそれをしないのは,自分にはパッと浮かぶものなどないと,自分を見限っているせいでもある。
 しかし,ここでも大した思いつきである必要はない。大したことかそうではないかなどという評価は,無用という以上に有害で,評価せずに書きとめていくことが重要なのだろう。
 どんな人でも,いくつになっても,自分を見限ってはいけないと言い聞かせてみる。

● その方法論として,著者はスマホでメモすることを想定しているのだけれども,それを手書きでやろうとすれば,ダイスキンのような綴じノートよりも,ロディアのようなメモパッドか少し大きめの付箋がいいだろう。書いたあとは大判のノートに貼っておく。
 ダイスキンの他にロディアを持ち歩いてみようか。ダイスキンはバッグに入れておけばいいが,ロディアは細いペンと一緒にシャツのポケットに入れておく。
 それよりもスマホのフリック入力に習熟した方がいいか。その場合はGoogleのKeepが恰好のアプリになるな。たしか音声メモもできたはずだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿