2019年10月31日木曜日

2019.10.31 ダイスキンとPlaisirで充分だ

● 常用しているノートとペンは,ダイスキンとPlaisir。ダイスキンは100円でPlaisirは1,000円。これで充分だ。
 ダイスキンより20倍高いノートに,Plaisirより50倍高いペンで書いている人はたくさんいると思うけど,君のそれより俺の“ダイスキン+Plaisir”の方がずっと生産性高いよ,とか言ってみたいなぁ。

● PlaisirはPreppy(300円)より安いと思う。ペン先,ペン芯は同じもの。が,樹脂製のPreppyは軸に割れが入りやすいし,キャップの嵌合が緩くなる。Plaisirはそれがない。
 ひょっとすると,軸よりもペン先が傷んで使えなくなる方が早いかもしれない。そのときはPreppyを買ってペン芯部分を差し替えればいい。Plaisirはペン先,ペン芯もカートリッジ式なのだ。

● もちろん,使ってみたいノートはダイスキンのほかにもある。実際,他のノートもいくつか使ってきた。
 いずれは,コクヨのSYSTEMIC(A6サイズ)にマンスリー手帳とCampusを挟んで,自宅以外のところで文字を書き込む。そういうふうにしたいものだと思っている。

● SYSTEMICはとっくに購入済みだし,Campusの在庫もけっこう積みあがっている。早く使わないといけないわけね。
 しかしながら,ダイスキンはもっとたくさんの在庫が積みあがっている。あろうことか,今でも時々は積み増してしまう。

● ノートっていうのは,構造が非常に単純だから(構造とも言えないほどだ),極端に言えばどれでも同じだ。
 どれでも同じというフィールドで,メーカーはいろんな工夫をしつつ,独自性を模索している。カバーを堅くする,使用済みのページの角を切り取って目指すページにすぐ行けるようにする,検索性を高める工夫をする,ページ数を予め印刷しておく,方眼の縦横を細かく調整する,などなどいろんな細工を加える。

● が,そうした細かい差違がかえって煩く感じられることもあるわけで,ノートは紙を綴じてたくさん書けるようにしたものなのだから,そうであってくれればそれでいい,と思うんですよ。
 とすると,ダイスキンはピッタリなんですよ。たくさん書けて,万年筆でも(プラチナインクなら)裏抜けしない。余計な装飾がない。しかも100円だ。

● ま,ノートはひと月かふた月で使い終えるから,いろいろ使ってみてもいい。ずっと同じのだと飽きる。
 が,ペンはずっと同じので飽きないのはなぜだろう。Plaisirにプラチナのブルーブラックのカートリッジをさして使っているが,これを他に替えたいとはあまり思わない。SARASAのブルーブラックやグリーンブラックを使ってみたくなることもあるけれど,結局はPlaisirに戻ってしまう。

● というわけで,ダイスキンとPlaisirで「書く」を満たすことができる。足りないところはない。
 で,あるからして,「書く」のに必要なコストは限りなくゼロに近いといっていい。「書く」それ自体は,書き手の貧富を選ばない。

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