2020年3月2日月曜日

2020.03.02 仕事を辞めると手帳に書くことが増える 2

● 休日の方が手帳はぎっしりになる。平日は基本,何も書かない。
 ひとつには,スケジュールは手帳に書かないからだ。付箋に書いて手帳の該当日に貼っておく。終わってから手帳に直書きする。付箋は捨てる。ところが,ぼくの場合は仕事上のスケジュールがない。事務室の外に出ることがまずない。出張もない。会議もない。淡々と書類を片づけるだけの話。

● 手帳に書くのは日々のログ。書類を片づけるだけの仕事ではログは発生しないということではない。仕事上のログも残そうと思えば,残すことができる。この仕事を始めたのは3年前。3年前の前半はそれをやっていた。が,慣れてしまうと自然にやらなくなった。
 ちなみに,仕事でもプライベートでも,ToDoを書こうと思えば,それは書ける。が,そういうものは書いていない。

● したがって,手帳に書くのは,私生活の記録になる。2/29,3/1も手帳のスケジュール欄は埋まってしまった。蝿の頭のような小さい字で書くのだけど。
 要するに,手帳を使うのは仕事のためではなかった。仕事のために使うのは,やむを得ない仕儀以上のものではない。だいたいが,仕事のために手帳を使ったって,楽しさを感じない。昔からそうだった。関心が仕事の方を向いていなかった。

● だとしたら,壮大なムダをしちゃったね,つまらない人生を過ごしちゃったね,と言われそうだ。まったくその通りだと同意するしかないけれども,ではもう1回やり直せるとなったら,職業の選択からしてもっと上手くやれるかと自問しても,どうも芳しい答えは出てきそうにない。何度生まれ変わっても,こういうやり方しかできないような気がする。
 が,仕事バリバリ人間と自分との違いは,ほんのわずかであるようにも思える。そのわずかを左右するのは,能力とか心がけとか努力とかではなくて,偶然や運のようにも思える。

● 4月からは自由人(無職)になるのだけど,4月からは手帳を開くのが今より楽しくなるだろうか。

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