● この時期でも書店の手帳売場は健在。4月始まりの手帳を売ってるからだ。9月始まりなんても出ているが,どういう人が使うのだろう。1月から使い始めた手帳が合わなかったから替えたいという人が買うんだろうか。
そういうわけなので,手帳売場が1年中あるようになったとは言わないけれども,だいぶ長くあるようにはなった。少なくとも年末年始の風物詩ではなくなっている。
● が,それ以前に,手帳がかつてより売れるようになっているんでしょうね。最近は年玉手帳が復活しつつあるという話も聞くんだけれど,手帳はすっかり自分で買うものになった。
自分で買うものになったから,バラエティーに富むようになったのだろう。お仕着せは通用しない。なにせ,自分の財布から払うものなのだから。
● ところで,4月始まりの手帳だ。学校も役所も会社(の多く)も,暦年ではなくて年度で動いているんだから,4月始まりの手帳の方が便利かと思うんだけども,ぼくは一度も使ったことがない。元日から大晦日までの暦年に従ってきた。
そこまで自分が属する組織に寄り添うのはイヤだと思ったわけではない。手帳くらいは自分に引きつけて使いたいと考えたわけでもない。
いったん暦年の手帳を使い始めてしまうと,途中から年度に切り替えるのは難しかったという,それだけのこと。使っている手帳に不満がなければ,そういう仕儀になる。
● 今はなき集英社のプレイボーイ手帳とか,新潮社手帳とかを使ってから,能率手帳にたどり着いた。
それ以後は能率手帳から動いたことはない。つまり,特段の不満はなかった。それゆえ,4月始まりに乗り換える機会はなかった。
● 2002年に「ほぼ日手帳」に乗り換える可能性はあった。たぶん,あとひと押しがあれば,ぼくはほぼ日ユーザーになっていたろう。が,結局,能率手帳から動くことはなかった。
ほぼ日手帳で動かなかったのだから,他に動きそうになったことはなかった。
● システム手帳ブームには乗ってしまったが,このときもBindexの能率手帳フォーマットから離れることはなかった。A5とバイブルの両方を使ってみたが,A5はぼくの手には余るものだった。
結局,薄めのバイブルサイズのバインダーにBindexのNO.011を挟んで使う時期が最も長かった。
● いや,あったよ。ダイスキン手帳だ。A6のダイスキンダイアリー。フォーマットは能率手帳と同じ週間レフト。時刻メモリもあったような気がした。
これで100円ならこれでいいんじゃないかと思った。さすがにダイソーでもこれを100円で出し続けることは無理だったか。今はなくなっている。
● が,仕事の一線からは退いたことだし,もうウィークリーじゃなくてマンスリーでいいのじゃないか。だったら,A6サイズのマンスリーをSYSTEMICに挟んで使えばいいじゃないか。そのマンスリー手帳も100円手帳でいいだろう。と思って,ダイソーで買ったことがある。
結局,これは使わず仕舞いで,Bindexを継続使用することになった。
● ぼくの場合はだが,手帳に書くのは仕事絡みではなくプライベートが大部分だったのだ。引退したから手帳はマンスリーでいいということにはならないのだ。
話は逆で,引退後の方が手帳に書く事柄は増えるのじゃないかと思う。
● あと数日で完全引退する。毎日が日曜日になる。さてさて,自分の手帳がどうなるか,何だか楽しみなのだ。
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