2021年4月2日金曜日

2021.04.02 銀座 LoFt

● 銀座LoFtを覗いてみた。つい,フラフラと。これも目の保養のためだね。
 まずは,モレスキンの春爛漫の広告に目を惹かれた。モレスキンってこういうところは上手いなぁと思う。文具界のサントリー。
 声を解き放ちましょう,っていうのも刺さるコピーだ。決して斬新ではないんだけどさ。ただし,解き放つ先はモレスキンじゃなくてもいいわけね。

● モレスキンのサイトには “法人専用公式サイト” がある。MOLESKINE CUSTOM EDITIONS。つまり,企業なり社団・財団なりにモレスキンをノベルティとして使ってもらおうというわけだ。モレスキンの表紙に何かを付け加えて,さ。
 で,そのサイトを見ると,エルミタージュ美術館や藝大アートプラザも採用しているようなんだよね。藝大の学生がモレスキンを使ってるなんて絶対ないと思うんだけど,そうでもないのかい? 自分たちが使っていないものを人に売るなと言いたいんだけどさ。

● ニトムズ 365デイズノートにも注目。B5,A5,B6,A6の4サイズ。縦に時刻数字が入っているので(A6は20時までなのが残念),1日1ページ手帳としても使えるし,その数字が邪魔にならないので,普通のノートとしても使える。
 ではおまえは使うのか,と問われれば,間に合ってるということになってしまうんだけどね。手帳はBindexでフィックスしてるし,ノートはダイスキンでいいんでさ。
 紙に文字しか書かないとそういうことになると思うんだよね。絵でもイラストでも図でも,文字以外のものを描くんだと,このあたりがだいぶ違ってくるのじゃないかな。

● システム手帳の売場。今更だけど,縦幅はバイブル,横幅はA5の正方形のやつが,レイメイ藤井はじめ,各社から出ている。ライフログに最適と謳っている。確かにね。
 女性が多く使っているのだろう。これを使っている人って,旅するように日常を生きてる人だよな,きっと。トラベラーズノートスピリットを体現してる人ですよ,たぶん。

● バインダーがシースルーなのが流行りなんだろうか。保存用のバインダーかと思ったら,質感もしっかりあって,なるほどと思った。この動きはメーカーが作ったものじゃないだろう。メーカーとすれば機敏に付いていきたいところだろう。というか,付いていっているわけだよね。
 あと,マイクロ5穴にも勢いがある。こちらも女性が牽引しているんでしょ。

● ルーティン的でないというか,こう使うべきだとされるところから外れた使い方ができるのは,男性より女性なのだろう。
 その外れることができるというところが,元気の良さやクリエイティブの表出でもあるだろう。外れるためにはパワーが要るし,拘泥しない自由な思考も必要だ。

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