● 測量野帳は LEVEL BOOK を横罫ノートとして使っている。左ページの縦線を無視すれば,普通のB罫ノートになる。カウネットでまとめ買いをすれば,1冊150円程度で買える。
● 測量野帳がこれだけ売れているのは,測量業務にだけ使われているわけではないからでしょ。普通のノート,特にモバイル用として広く使われているからだろう。その際に,選ばれるのは SKETCH BOOK だ。ので,市中の文具店には SKETCH BOOK しか置かれてなかったりする。
ノベルティに用いられているのも,ほぼ例外なく SKETCH BOOK。
これまでも LoFt 限定とか伊東屋限定の測量野帳はあったのだけど,コクヨが自ら野帳のアイテムを増やしている。中紙の様式はそのままに,表紙の色や素材に手を入れて。
● 価格は240円(+税)。通常版より30円高い。実質的な値上げなんだけれども,アイテムを増やして増やした分のを値上げする。元のは上げない。通常版を値上げするわけにはいかないのかね。
当然,通常版をビジネスにも使えばいいとぼくは思ってしまうのだが,アイテムが増えることを喜ぶ人がいるのだろうね。
● コクヨは他にも,「ME」野帳を400円で,TRIP BOOK(旅する野帳)を380円で出している。後者は5mmドット方眼になっているが。
パステルカラーの複数の表紙を用意して,女性に訴求しているのだけど,210円で買えるものに400円も出すのかと思うのはオッサン思考のようで,それなりに売れているらしいのだ。
カワイイものにはお金を惜しまない人を女子というのかもしれないな。
● メーカーは売ることにかけての専門家でもあるのだから,素人が考えることのはるか上の価格戦略を練っているのだろう。400円で売れるということは,とりもなおさず,400円の価値があるということなのだ。
ぼくはカウネットで買った通常版の LEVEL BOOK を使っていくけれど。
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