2022年2月18日金曜日

2022.02.18 パイロットのVコーン

● 昨日,アトレ川崎の文具店・文具売場を全部見たので,気がすんでいるのだけれども,帰りがけの駄賃にラゾーナ川崎の丸善を覗いていくことにした。
 といって,欲しい文具があるわけじゃなし,すみません,ちょっと通らせてくださいね,という程度の気持ちだ。

● しばらく立ち止まってしまったのが,パイロットのVコーン売場の前。ゲルではない液状インクの水性ボールペン。
 ボールぺんてるやユニボールと違って,Vコーンは透明軸で直液式だから,中にインクがタプタプと入っているのがわかる。黒,青,赤の3色ある。価格は110円。

● 最近,メルカリでゼブラのミリペンを買って使い始めた。それを機に,極細サインペンとゲルではない水性ボールペンに目が行くようになった。
 ボールぺんてるもユニボールも同じなのだが,Vコーンもグリップが細いのが気にかかる。筆圧をかける必要がないので,鉛筆と違って,長時間書いても指や手首への負担は大したことはないとは思うのだけど,気にはなる。

● サクラクレパスのピグマと同じようなホルダー(ペンジャケット)があればいいのだが,そんなものはなさそうだ。
 が,Vコーンにはノック式もある。こちらはグリップにラバーを巻いているので,ちょうどいい太さになっている。
 しかも,リフィルを交換して使い続けることができる。使い切りじゃない。

● キャップ式は1991年に発売されているが,ノック式は2020年6月。つい最近になって出たものだ。
 しかし。液状インクなのに,ノック式にできるものなのか。逆さにしたら液がこぼれてしまうのは蓋をして解決できるのかもしれないが,ペン先からこぼれてしまわないか。
 ノック式万年筆と同じように,胸ポケットに挿すときにはペン先を上にしないとまずいのじゃないか。ペン先に蓋をする機構も必要だろうと,素人でも思う。

● 後刻,ネットで確認したところ,ノック式とキャップ式ではインクが同じではないらしい。ノック式の方はゲルに近いインクのようだ。したがって,キャップ式と同じ書き味を期待してはいけない,と。
 ということになると,グリップが細くてもキャップ式を使うか。いよいよペンジャケットを作ってくれないかとなるのだが,ないものねだりをしても仕方がない。
 ちなみに,ネット情報によると,Vコーンは水性染料なのに水濡れに強いらしい。どうなっているのだ? 同じパイロットのハイテックCはゲルだが,水にはめっぽう弱い。

● ノートの両面を使う場合,水性ボールペンだと裏写りが気になる。気にしようと思えば気になる程度ではあるのだけれども(測量野帳の場合),ミリペンタイプの極細サインペンなら気にしようと思ってもあまり気にならない。
 であれば,わざわざ水性ボールペンを使うこともないわけだ。ま,Vコーンでも同じかどうかは,試していないのでわからないわけだが。

● 100円という価格に惹かれるところはある。メモパッドやカード,レポート用紙のような片面しか使わない紙に書くのには,サラサラ書ける水性ボールペンはいいかもしれない。
 パイロットがペンジャケットを作ってくれれば,ジャケットともども,キャップ式のVコーンをまとめ買いすると思うな。ジャケットがない現状ではわざわざ買わなくてもいいかなと思ってます。

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