で,Smith。ロルバーンに装着して使うホワイトボードがあって,これが今,一番売りたい商品なんだろうか。「Rollbahn×BUTTERFLY BOARD」というらしいのだが,「バタフライボード社と共同開発した,ロルバーン専用のホワイトボード」で「ロルバーン専用のホワイトボードには,一般的な消せるボールペンを使用して書き込みます」とある。
● 細かい文字も書けるホワイトボードなのだな。学研ステイフルの「Write White」は持っている。それに付いてくるホワイトボードマーカーが,ぼくの知る限り,最も細い字幅のマーカーで,これだけ単体で販売してくれよと思ったりもするのだが(というわりには,「Write White」を使っていない),ロルバーンで使うのはさらに細い字幅のマーカーだということになる。
と思うのだが,消すのが大変なのじゃないか。ところが,ティッシュでサッと消している動画が流れている。これが不思議。フリクションで書いているのにティッシュで消せるのか。
色鉛筆のシャープペンなので,自分が使う可能性は絶無のはず。サインペンの方の EMOTT は No.3 のビンテージカラー5色セット(カーキグリーン,バイオレット,ダークブラウン,アメジスト,グレー)を持っている。
一過性の熱病に罹って買ってしまったものだが,こちらは通常筆記に使えなくもない。けど,色鉛筆のシャープペンはどこから考えても,ぼくには不要なものだ。絵心というのがまったくないのだから。
● 書くときのタッチに既視感があるというのは妙な言い方だけれども,あ,これ知ってる,使ったことある,と思わせるんだよね。もちろん,色鉛筆じたい,赤以外に使ったことなどほどんどないんだけど。
何だろ,この不思議な感じ。といって,EMOTT pencil を買うのはギリギリのところで抑えましたよ。
● Smith は DELFONICS の直営店という捉え方でいいんでしょ。DELFONICS の主要商品はロルバーン。
でも,Smith では DELFONICS の製品しか扱わないということではありませんよ,と。EMOTT の他に,ロディアやレッツなんかも置いてあるわけで。
● Smith のような店は都会のものだ。Ecute 大宮にもあるが,大宮が北限かも。大宮の北にあるとすれば,仙台と札幌くらいだろう。
この店を支えるのはセンス高めの若めの女性ということになるのだろうが,センスもまた都市にしか集積していない。
● 田舎ではノートは Campus があれば充足する。ボールペンは,ジェットストリーム,フリクション,SARASA があれば,他は要らない。売れ筋だけで満たせる範囲が広くて,なかなかニッチが広がらない。
ロルバーンのノートは Smith じゃなくても買えるわけで,地方はそれですんでしまう。Smith は DELFONICS のアンテナショップ的な意味合いもあるんだろうか。だとしたら,普通の地方都市ではアンテナの役目は果たせない。
● こういう店で扱っている商品は,こちら側(客側)のセンスを問うてくるものだが,ノートといえばぼくが現在使っているのはコクヨの測量野帳(LEVEL BOOK)なのだし,ペンといえば数十年前に生産停止になっているゼブラのミリペンだ。Smith には縁遠い人間だ。
が,それゆえ,Smith はショールームとしての価値が高い。数回に一度は何がしかの商品を買うようにしますから,時々,覗かせていただくのをお許しください。
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