この場所で長くやってきた店っぽい。店内の空気感もいい。
● 調布駅前には勝文堂の他にも地場の文具店があるようだ。それぞれ,贔屓筋のお客さんがいるんでしょうかね。
改装前の伊東屋には,祖父母の代から文具を買うなら伊東屋と決めている,他では買わない,といった風情のお客さんがいたが,そういった感じのお客さんがこちらにはまだ残っていたりするんだろうか。
正しい持ち方をするための指をあてる凹み,なんぞという余計なものがない。買ってみることにした。
● この凹みを尊重してしまうと,持つところが固定することにねるのて,芯が偏減りする。
鉛筆を回転させて持つ箇所を変えようとすると,凹みが邪魔をする。ここがぷにゅグリップの困ったところではあったわけでね。
● ぷにゅグリップは鉛筆に太さを加えるためにぼくは使っているのだが,そのための道具としては他に貫通式補助軸もある。どちらを使うかはけっこう悩みどころだ。
正直,貫通式の補助軸の方が書くには快適だと感じている。が,貫通式補助軸は鉛筆を隠してしまう。鉛筆というのは長いと扱いづらいものだが,フォルムとしての美しさは長い方が勝る。そのフォルムを隠してしまうのはちょむとな,と。
● ぷにゅグリップもフォルムを損なうのだけれども,鉛筆を隠してしまうことはない。
そのあたりで迷うわけだが,ま,新型ぷにゅグリップを試してみよう。
● 本当はぷにゅグリップだけでいいんだけども,198円なんですよ,ぷにゅグリップ。それだけ持ってレジに行くのもなぁと思って,神宮杉をケースにした消しゴムも買うことにした。
神宮杉とは有難味が大きいが,お値段も550円。消しゴムにしてはいい値段だ。消しゴムたと思うから高いのだ。伊勢神宮の杉を買っているのだと思いなさい。
こうして,要らないモノが溜まっていくんだな。
● シードは消しゴムのほぼすべてをベトナムで作っているんじゃなかったか。これは日本製と表記がある。
消しゴムはベトナムから持ってきて,ケースにはめこむという最終工程を日本でやっただけかもしれないし,消しゴム自体を日本で作っているのかもしれない。どちらにしても消え具合いは同じだろう。
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