● 最近,いいんじゃないかと思っているのが,ぺんてるのシャープペン,P200 シリーズ。買うとすれば,0.9㎜か0.7㎜になる。
手帳で使うなら0.5㎜でいいし,0.3㎜もありかもしれないが,B罫ノートに使うなら,まぁ0.9㎜か0.7㎜が適当だと思う。
● というのも,ぼくの字は小さいのでね。小さく書こうと思ったら,いくらでも小さく書ける。測量野帳の SKETCH BOOK の3ミリ方眼のひとマスに,那覇の覇の字を書くくらいは造作もなくできそうだ。まったく自慢にならんが。
ので,ある程度太い芯じゃないと,際限なく小さく書いてしまいそうなのだ。
● 鉛筆を使うようになって半年経つのだが,鉛筆削りで削って書き始めて3分も経った後の芯は,シャープペンの0.9㎜より少し太くなっている感じだ。
そのあたりが最も気分のいい太さなので,シャープペンを使うなら0.9㎜。1.3㎜でもいいかもしれないが,試したことはない(何本か持っている)。
● P209 は DELFONICS コラボのやつが,たとえば Ecute 品川の Smith で584円だったかな。逆輸入版は ANGERS で890円だったと記憶している。
ならば,単純に Smith で買うのが正解でしょ。
● P200 シリーズのどこがいいのか。軽いこと。握りやすそうなこと。
気持ちグリップが細いかもしれない。先に向かってすぼまっているのも若干の不安点。しかし,滑ることはない。
書くための道具に徹している。“所有する喜び” なんぞというどうでもいいものをすべて切り捨てて,書きやすさだけを追求しましたという佇まいがいい。
● もっとも,そういうものは P200 に限らない。ぺんてるは AMAIN も出している。芯径が1.3㎜しかないが,ぼく的用途にはたぶん問題ない。
サクラのライトルも良さげだ。ただし,0.3㎜と0.5㎜しかないから,ぼくには無縁のもの。
北星の「鉛筆屋のシャープペン」は0.7㎜だが,これもいいだろう。だから,P200 にこだわることもないわけだが。
● と,ここまで書いておいて何なのだが,すでに10本以上持っているコクヨの「鉛筆シャープ」でいいやと思ってるんですよ。書くための道具に徹しているという点ではP200と双璧だと思うし,何より安いし。
さらに,その鉛筆シャープも使ってないし,これからも使うことはないなと思ってるんですよ。
● これからも鉛筆で行くと思います。鉛筆から離れるときは万年筆に戻るとき。シャープペンはたぶん使わない。
そのうえで,P200 はいいなぁと思っただけなんでした。
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