2024年9月19日木曜日

2024.09.19 マイ・フェイバリット・ペンシル

● だんだんとマイ・フェイバリット・ペンシル候補ができてくる。今のところ,北星の9606(HB)とトンボの2558(B)だ。
 北星のHBは他社より濃いめなので,両者の濃度硬度はほぼ同じ。

● そこを強いてどちらかと言うと,2558がわずかに上回る。消しゴムの差だ。
 2558は消しクズをまとめてくれる。9606は消しクズが散らかる。

● ただし,消しゴム付き鉛筆だからといって,鉛筆に付いている消しゴムを使わなければならない理由はない。消しゴムは消しゴム単体のを使ってもいいわけだ。
 ぼくはそうすると思う。であれば,両者のどちらにするかは軸色なんぞの好みで決まるかな。

● 入手の容易性なら2558になりそうだが,9806も Amazon やヨドバシでダース買いすればいいだけだからね。夕方にポチッても翌日には届くんだしね。
 実際のところ,買うものはピンポイントで決まっているんだから,ネット通販の便利さが際だつところだ。

● ちなみに,2558のHBもすこぶる滑らかで,いい鉛筆だと思う。率直に申しあげると,HBなら MONO100 より2558の方がいいんじゃないか。
 MONO100 のHBはどちらかというとFよりで,やや硬くて薄い。30分以上使い続けるにはちと辛い。

● というわけで,鉛筆は(値段が)高きがゆえに貴からず。北星9606もトンボ2558も1本77円じゃなかったか。

● 以上は,BとHBでの話。2Bはまだ本格的に使っていないので,マイ・フェイバリット・ペンシルも変わってくるだろうと思う。
 というのも,たぶん,2Bが自分のフランチャイズになるだろうと思っているからだ。

● どうでもいいことを,もう一点。北星のHBはBに近いのだが,同じのがもうひとつある。先代の伊東屋 イートンペンシルだ(現在のがどうなのかは知らない)。
 ITOYA とあるだけで,硬度の表記はないんだけれども,ないからには中心硬度のHBだろう。これがほぼBなのだよね。滑らかさも9606に近い。

● 違いは丸軸であること。持った感じ,9606より細いと感じる。
 その一点で9606を選びたくなるが,消しゴムの装着の仕方がオシャレだし,モノとしての珍しさもあるだろうし,スッキリしたフォルムだし,これもいいなと思っている。

● 消しゴムはやはり2558のそれには及ばない。この点で2558と勝負できるのは三菱9852のみで,このあたりは三菱も抜かりはないなぁと感じる。
 まぁ,しかし。鉛筆に付いてる消しゴムは使わないという前提なら,何も問題はない。

● それじゃ何のために消しゴム付き鉛筆を使うのかと言われても,消しゴム付きだから9606や2558やイートンペンシルを選んだわけじゃないからね。
 書き味がいい鉛筆を選び出したら,たまたま,消しゴム付きだったというだけだから。

● 価格はイートンペンシルの方が高いんじゃなかったかと思う。が,その差は問題とするにあたらない。自分はデザインにお金を払える高感度人間だと思っている人には,選択肢に入るのではあるまいか。
 あ,ぼくは,メルカリで買った “鉛筆まとめ買い” の中に入ってたんで,たまたま持ってるだけです。

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