2025年5月28日水曜日

2025.05.28 貫通式補助軸

● このタイプの貫通式補助軸で真鍮無垢のものはないのかね。探せばあるのか。
 クロームメッキだとどうしてもグリップが滑りやすくなる。だいぶ暑くなってきてるしねぇ。

● クツワの双頭タイプも中仕切りなどないのだろうから,貫通式になりそうだ。が,頭が少し重くなるな。
 同じことをミミックの「マイウェイ」でもできそうだが,片方から鉛筆が頭を出したミミックなど,もはやミミックと呼べるシロモノではなくなる。それこそ頭が重くなりすぎて死にたくなるんじゃないか。

● 結局,国内で最も流布している貫通式補助軸はコイツだろう。小学校の低学年の紳士淑女を中心にね。
 ただし,貫通式として使っている人はほとんどいないだろうとも思われる。

● いや,コイツでいいんですけどね。樹脂の丸軸でも滑らないし,太さもぼくにはちょうどいい。
 貫通式補助軸なんてのはニッチの代表で,そうそう売れるものじゃなかろうから,特に大人が使えるものは少い。新製品が出ることも期待薄。安定供給も期待しない方がよい。

● “大人が使えるもの” にこだわるつもりは全然ないので,当分,この樹脂軸で行きますわ。当分というか,ずっと。
 この樹脂製補助軸はこうして逆向きに挿しても,けっこう使えたりする。というか,逆なのに気づかずに使っていたりする。

● ところで。クツワの双頭式は MADE IN CHINA なのね。クツワなら絶対的に安心と思っていたが,中華製か。日本の下町の町工場で作られたものじゃないのか。
 いや,だからダメってことではまったくないが。最終的に残す補助軸はクツワになるはずだが。

● さて。ここまで言っておいて何なのだが,じつは,鉛筆を裸の状態で持つことに,違和感が少なくなってきている。特に,丸軸は裸でも手に馴染むようになった。 
 努力して慣れたわけではない。何となく慣れてしまった。おそらく,筆圧を抜いて書くことができるようになったことが関係していると思う。

● 補助軸は,長さの他に太さを鉛筆に与えるためのものだと思っていたが,長さだけを加えるものになってきた。なりつつある。
 こうなると貫通式の補助軸をわざわざ使うこともない。補装具は使わないですめば,それに越したことはないわけで。

● まだ細すぎる感がわずかにあるので,現時点では貫通式の補助軸やクツワの “ぷにゆグリップ” を装着しているが,それらが不要になる可能性が出てきた。
 自分がそうなりつつあるので,貫通式補助軸などニッチで当然なのだなとあらためて思っとります。

● 鉛筆の唯一最大の弱点が軸が細すぎることだと思っていたのだが,そこが弱点から外れると,鉛筆は死角のない筆記具になる。
 細かいことを言えば,ノートが擦れるとページが汚れるとか,ま,いくつかあるにはある。けれども,現存する筆記具の中で最も長い歴史を持ち(つけペンの方が古いんだろけど),消しゴムで消さない限りは経年劣化に対する抵抗力がインクよりもはるかに強く,プリミティブでどう操作すればいいのか迷うところが一切ないという,魅力的な筆記具が鉛筆というもの。
 ページか汚れるのが嫌なら,薄めの硬度の芯を使えばあらかた解決するしね。

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