● 7日のことなんですけど。池袋に出る機会があったので,東武百貨店の7Fに入っている伊東屋さんを覗いてきましたよ。覗くだけでは申しわけないんで,いくつか買いものもしましたよ。
● 支店とはいえ,文具の聖地である伊東屋に,ぼくのような人間が足を踏み入れていいんだろうかと思うんですよね。おまえなんかが来る場所じゃないよと,自分でも思ってたりするんで。
なにせ,ダイスキンとPreppyで足りている人間なんですよ。
● でも,そのPreppyを買うのが伊東屋に行った理由でして。
先月,アトレ川崎の有隣堂で極細Preppyを2本買ったんだけど,1本を新入社員にあげてしまったので,もう1本買っておいてもいいかなと思ってね。
● ダイスキンに書くのはブルーブラックに限るんだけど,これは極細ではなく細字を継続使用中。でも,極細の細さだったら赤も使いたいなと思って。
いえね,仕事で赤を使ってるんですよ。時々しか使わないんだけど。プラチナのデスクペンを使ってたんだけど,これがインクもれをおこしてくれて,指が真っ赤になってしまいまして。よし,極細Preppyに切り替えようと思ったわけです。
● あと,ヨメにも黒と赤を買ってやろうと思ってね。彼女,ハイテックCコレトに黒,赤,青,緑の4色を入れて,やはり仕事で使ってるんですけどね,黒がすぐになくなると言っていたのを思いだしてね。
それほど使うんだったら,黒と赤は極細Preppyも試してみなよ,っていうわけで。
● で,極細Preppyを4本購入。ブルーブラック1,黒1,赤2。
あと,ほぼ日手帳の“マミタス”を贈答品に使おうと思ってたんだけど,手に入らなかったので,代わりの手帳を求めることにして,それも一緒に購入。
● せっかく伊東屋に来たんだからね,高級品も見てきましたよ。
まず,システム手帳のバインダー。以前,ここで柔らかくてポケットもちょうどいい具合に付いているのを見かけた。同じのがあるかなぁと思ったんだけど,見あたらなかったな。
あっても,さすがに買えませんけど。
● あと,ガラスケースに陳列されている万年筆ね。これはじっくり見ていると,店員に声をかけられそうなので,そそくさと見ただけ。買う気はないんだからね。
● お客さんはここでも女性が多かったようだ。でも,高級万年筆やシステム手帳バインダーを買うのは,今でも男性が主体だろう。したがって,これらはあまり売れていないように思われる。
2万円も3万円もするものをサッと買うのはやはり男性で,女性の多くはもう少し値頃感を重視しそうな気がする。化粧品やアクセサリーにはお金を使っても,実用品に対しては,これならこれくらいまでっていう目安を持ってるでしょ。実用品に関しては,彼女たちの財布の紐はけっこう固いんじゃないかなぁ。
システム手帳のメーカーは,女性を意識した製品作りには興味がないようだよね。システム手帳じたい,主なユーザーは男性なんだろうね。
● 一方,ノートや(システム手帳ではない)手帳になると,女性に向けられたものが百花繚乱状態。ボールペンにもこの傾向がある。ディズニーとかサンリオのキャラクターをあしらったものとか。
でも,あれですよね,大人の女性にシックリ来るものとなると,そんなにないよねぇ。昔とあまり変わらないんじゃないかな。逆にいうと,この分野については昔から充分にあったのかもしれない。
男性が使うものを色違いでだすとか。ワインレッドであったり,ブラウンであったり,紺であったり。サイズを女性に合わせて小さくしたものも昔からあったように思うし。
● ぼく的には,男モノを使いこなしている女性ってすごくかっこよく見えるんだけどな。逆はみっともないだけだけど。
● 伊東屋の隣にも鳩居堂も店を出している。ここは女性に占領されていた。ポチ袋を熱心に見ている人が多かった。
きれいな包装にこだわるんだろうね。問題は中身なんだから,ポチ袋なんか百均でもコンビニでもいいじゃないかと思ってしまうのは,quality of lifeが低いってことになるんだろうな。
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